「震える牛1」
昔、食品の偽装で圧力で追求をやめた刑事と、いまだに食品偽装を追う女性編集者。刑事は事件の洗い直しをしていて、居酒屋でふたりが殺された事件を、外国人犯ではないと調べていく。そこにあがってきた、刑事の子供も勤めてる大手スーパー。さらに肉を仕入れている食肉会社。食肉会社の社長は裏にもつながってるような人物で、いろんな肉を混ぜて牛肉として売る。それを知った元職員が編集者に情報を流す。殺人の当日、ベンツに犯人は乗っていったことで、大手スーパーの後継息子が同じ車をスクラップしていたことをつきとめる。しかし、警察上部とつながってるようで、捜査をやめる圧力がかかる。殺されたひとりの彼女は協力するようになってくる。また、食肉会社の社長は殺人のことを材料にして、大手スーパーとの提携をやめないようにせまってくる。
三上博史、吹石一恵、小林薫
★★★
食品の偽装を中心に、殺人事件を解決していくストーリー。