「北斗」
殺人犯で捕まってる大学生と接見する弁護士。次第に話してくれる。大学生は父親に虐待を受けていた。周りとうまくいかず、転職を繰り返して、しつけだと言って子供を針金のハンガーで、打ち付ける。母親もそれに従い、友達のところに遊びに行っても仕打ちを受ける。最終的に仕事を失い、母親だけが働くが、引きこもりの父親に抱きしめられて額に傷をつけられる。連行され、自殺するが、今度は母親が何もしなくなり、子供に罰を求める。児童相談所の人に里親を紹介され、そこに住むが、優しさに反抗して、その夫の仏壇をひっくり返したりする。しかし温かく見守ってくれる里親に涙し、心を入れ替える。ここまで。
中山優馬、松尾スズキ、中村優子、村上淳
★★★
父親は頭もよく順調だったのに就職でつまづき、転げ落ちていく父親。ありそうな話であり、家族もその恨みを受けていく。それが当たり前になっている人生。