「いつかまた、君と〜何日君再来〜」
戦後の頃、日本で就職せずに、貢献しようと海外に行く彼氏に対して、結婚してついていく主人公。しかし戻ってきて、父親のもとにお世話になるが、農家を蔑んでるところもあって夫は苦悩する。そこを出てタイル会社につくが、事故に遭い、持ち逃げされて会社はなくなる。寒天からお店を開き、しばらくはうまくいくが、開発によりうまくいかなくなる。大阪にうつり、工場の責任者を任されるが、台風で工場がつぶれる。そして腫瘍になり死んでしまう。主人公は仕事をもらい、しょうがなく三人の子のひとり娘を預けてしまう。現代で、孫が手記を作っていき、ひとり娘は恨みに思っていたが、いい頃を思い出し、母と和解する。
尾野真千子、向井理
★★★
ヤミには手をつけず、子供の正直さを言えなくなると真っ当な生き方をしてるが、こんなに運悪い人生もあるのかもしれない。富の差は不幸を生じるという言葉もあり、人生の差を痛感させられる。