陽だまりの彼女
取引先の会社で偶然、昔の気になっていた彼女と会う。突然記憶を失い現れた女の子で、同級生からいじめられていた。それを主人公は助け、彼女は救われていたが、主人公は引っ越しして去っていく。久しぶりにあってふたりは惹かれていくが、彼女の親は記憶のないことを理由に反対する。駆け落ち的に結婚して、また記憶を失うのではと不安に思いながら生活していく。江ノ島の猫を飼う女性と会ってるところを上司が見かけて、主人公に教えてあげる。そしてある日ふたりの新居から彼女は消えてしまう。江ノ島に行き、彼女は昔救った猫の化身とわかる。彼女の育て親もみんな記憶を失っていくが、最後の日を主人公と彼女は暮らす。そして8回生まれ変わるといい、ラストでは記憶を失った彼の元に彼女が現れる。記憶を失う不安と愛はいいのだが、猫という意外な展開は不自然。
松本潤、上野樹里、菅田将暉。
★★★
記憶を失ってしまうのではないかというのは、すごく切ない。記憶は大事で、思い出が残るからこそ人生はいい。