キャシャーン
新造細胞というのを研究している博士の息子は親の反対にあいながらも、戦場へ向かい、死体としてもどってくる。研究はうまくいかなかったが、カミナリのようなのが落ちて、新造細胞が活性化して、どんどん新造細胞人間ができていく。自分の延命のために研究していた元首のもとに、その新造細胞人間たちを殺していく。その恨みに、人間を殺していく新造細胞人間たち。新造細胞人間のできたところに、博士は息子を入れ、生きかえる息子。戦場で残酷な経験で生きたくなかった息子は、キャシャーンとして人類を守ろうとする。新造細胞人間のボスは、自分は元人間だったことを知り、反論する。白黒もあったりと映像は素晴らしい。誰も悪くなく、誰も良くなく、戦争は行われていくことなど、人間というものを訴えていく映画。
伊勢谷友介、唐沢寿明、西島秀俊。戦争というものを論じ、生きかえることもいいものではないことを語っていく。