NTLive『ザ・オーディエンス』鑑賞
エリザベス女王2世が60年間にわたる在位中、歴代首相と行われてきた謁見(オーディエンス)の模様をユーモアたっぷりに描いている。
首相とエリザベス女王のみで行われる秘密の習慣であり、一切記録に留められることなく、側近や家族などにも明かされることのない会話である。チャーチル首相から始まり、サッチャー、メジャー、ブレア、キャメロンなど13人と謁見を行ってきた。政治情勢、王室状況、個人的背景などにより各首相が心に秘めている悩み、相談、助言などがここで行われる。そこには女王という立場、首相という立場をときには取り払い、個々の人間としての会話でもあったりする。
時代が変わると共に、女王を演じたヘレン・ミレンがその年相応の演技に変化が加えられ、見応え十二分の舞台であった。各首相も外見から非常に皆、似せているため、登場しただけですぐにどの首相か判別できるほどである。
