ここ数年、何かあるごとによく病院へ行くようになった。
先日も病院へ行って、医者に最近ストレスはあるか聞かれ、仕事で割と大きなこと任されそうで、それがなんか疑問ですと答えた。
ストレスっていうか疑問。
そしたら先生、「あなたは仕事できそうだもんね」ときたもんだ。
私、見た目はデキル女らしい。
そして中身は…?
仕事がバリバリできて、私生活がだらしないっていう漫画みたいな、でも実際にいそうな女性というわけでもない。
仕事はまぁまぁ、私生活はちょっとだらしないっていう、中途半端な女。
仕事できそうに見えるから、たいした経験も仕事歴もないのに何か任されるのか、と納得した。
それって落胆されるのが目に見えてるってことで、ネガティブになる話?
それとも、せっかくやってきたチャンスなんだから、気合入れて挑戦するぞ!と頑張る話?
この前、オンライン会議に参加したのだけど、向こうの会社の立場が比較的上っぽい女性がテキパキしゃべってて、いかにも仕事できますってオーラ出してた。
多分まだ若い。
もしかしたら20代後半くらいかもしれない。
ある程度話が進むと要点まとめてさっさと話進めるし、人の意見に対しても白黒はっきりつけようと質問するし。
よく言えば効率的で頭の回転が速そうだけど、悪く言えば、まぁ…ちょっと威圧的。
私と一緒に出た先輩も、もうちょっとこちらに対して柔らくてもいいのに、と言っていたけど。
こちらはサービスを提供する側で、あちらはお金を払ってそれを受けてるのでそのあたりはいいのだけど。
一緒に働いていたらちょっとビクビクする系の女性上司かもしれない。
もしかしたら普段はもっと優しいのだろうか。
私が「仕事できそう」に見える理由は、なんだろう?
話し方?見た目?
話し上手でもないし、普段だって病院でだって仕事できます感なんて出してないと思うんだけど。
でも上で書いたテキパキ系の女性だとちょっと怖いので、そうは見られないよう優しくいこうと思った。
仕事ができてテキパキした女性は好きなんだけど、行き過ぎると接しづらい。
どうやったら優しくて、頼りになりそうで、そして実際仕事ができる女になれるのだろう。
どこから手を付ければいいものやら。
と、そんなわけでストレスもないことはないけど、日々多くの疑問を抱えている。
むしろこれはストレスではない、と自分に言い聞かせるように、引っかかるものを疑問に変えて考えることにしているかもしれない。
なんで私がこんな仕事をしているんだろう。
なんでこの人はこういう言い方をするんだろう。
なんでこの会社はこういうやり方が通っているんだろう。
考えることは好きだ。
それはずっと変わらない。
考えて、いい方向に進んでいければいいんだけどな。