母への憎しみが、

愛に変わるまでの

変遷を記録してみました

 

 

ちょうど私の、

プログレスの新月の翌年、

36歳の時のことでした。

 

育ての父が末期癌と診断され

亡くなるまでの数ヶ月

両親の間の争いが

どんどんエスカレートしていきました。

 

母の言い分としては

「私を置いて死んでいくのが許せない!

このまま逃げ切るなんて許せない!」

 

そう言って

放射線治療で体が弱り衰えていく

父を責め続けて、

いじめているのでした。

 

過去のトラブルをほじくり返し

あの時のあなたがこう言った、

いつだってあなたはこうだ、

と文句を言い続けるのです。

 

私には

とにかく

母の行動が

ただただ、

信じられませんでした驚き驚き驚き

 

 

当時の私は、

子供時代の、

母からの

肉体的な虐待の痛みから

まだ全く

解放されていませんでしたから

インナーチャイルドの癒し方なんて概念も

知りませんでしたから、

 

母をただひたすら

恐ろしく感じ

父のことが可哀想で

たまりませんでした

 

時に

母に対して

激しい怒り、憎悪のような感情を

感じていました

復讐心にも似た怒りです

そして父に対しての

同情を感じていました。

 

 

父の、鹿児島での手術は失敗し

母と父は、東京まで出てきて

あらゆる治療法を探し求め

病院探しをしました

その時の苦しさも今思うと本当に辛い。

父に対してもっとしてあげられたのではないかと思うと

辛くてたまらない。

結局父は鹿児島で治療を受けることを選択したのですが

後にして思うと、父は母にどれくらいお金を残せるか?

そのことだけ考えていたのかもしれません

 

鹿児島での闘病生活が開始される中

母は必死で父を看病し

癌についての自然療法なども試みるわけですが

(野菜ジュースや玄米や)

それが父にとっては強制になります

父からすると玄米を食べさせられるのは

かなり苦痛だったようで、

拷問に近いほどの苦しみだったようです。

だったら死を選んだ方がいい、

みたいな考えなのです。

 

父が、母からの「攻撃」に耐えかねて

思い余って母を殺してしまいそうだと

私に打ち明けてきたのを

私もそのまま受け取ってしまい

大胆な行動に出てしまいました。

私は、親戚を巻き込んで

母と父を引き離しました。

突然の家出です

もちろん父の意思を受けて

手伝った形ではあるのですが

 

母はますます発狂し

もう手がつけられなくなりました。

 

父の家出を手伝ったことで、

私は母からすると

「敵」認定され

それまで以上に激しく

攻撃されるようになりました。

 

当時の私は、いったんは母と父を引き離し

とにかく父の心を癒すことが

先決と思いました。

私はレイキを習得して父にひたすら

レイキヒーリングを試みました

そして父を説得し続けました。

父に、スピリチュアルな考え方を伝えたりしながら…

どうか、生きている間に、亡くなる前に、

母と父に仲直りしてほしかったのです

 

母は父を責め続けて

父も母が間違ってるといい

ただただ

争っているのです

 

 

自分は悪くない、と言って。

 

 

え、もう、死期が近いのに、なんで???

どっちにしても、なんで???

最期くらい、仲良くできないの???

本当に謎で謎で

仕方なかったです。

 

 

ドタバタの混乱の末に

父は息を引き取りました

 

そこに至るまでの流れは、

私の中で悔いだらけ

後悔だらけ

罪悪感だらけです

良かれと思ってしたことが裏目に出てしまったり

自分なりに必死で善意でやっていることが

まったく見当違いのことだったり

本当に当時の自分を思うと情けなくて悲しくて。

 

 

 

葬儀場での葬儀の間

母とは仲違いしたままですが

多少口を聞くようになった・・・きっかけは。

 

お通夜の深夜、

みな別室で寝ていたり歓談していたり

 

誰もいなくなった広い葬儀場で

ぽつんと残されている父の遺体のほっぺたを

泣きながら母が

撫でていたそうなのです。

 

私の元夫がそれをみて

 

「実際は、お義母さんって、純粋にお義父さんのこと

愛してたんだろうね」

 

と言ってくれたこと。

 

それがきっかけでした。

それでももちろん

母のことは

私からしたら理解不能ですし

本当にあり得ない・・・としか

思っていませんでした。

 

 

そして、お葬式を終えたあと、

なぜだったか、

たまたま母の車に乗った時、

異臭がしたので、

びっくりして聞いたところ。

 

「父の汚物まみれの寝巻きを

どうしても捨てられないから

車に乗せてる」

 

と母が言ったのです。

 

 

そんな母を、

愚かと、私は思えなかった。

 

 

 

私は、私が間違っていたと

気づきました

 

 

父を一時的に

保護してくれた親戚は

父の死後

父の遺品を

あっさりと捨てているのが

 

私には

何かちょっと気にかかっていて。

 

 

 

何かちょっと

何かちょっと

 

気にかかっていたことの

 

パズルが一気に

ばん!と

解けた感じがあって

 

 

悟ったのです。

 

 

 

あ、

愚かだけれど

愚かだけれど

この母は人間臭い。

 

 

理性的な

賢い人たちの世界より

私は

愚かだけれど愛ある世界の方が

 

どちらかといったら

好きなのかもしれない

 

と、思ってしまったのです。

 

 

 

憎しみと愛って、

別のものじゃなかったんだ、と。

 

 

愛と憎しみって表裏一体なんだ。

むしろ

憎しみって愛の一部なんだ。

 

 

そうか、父と母は

実は愛し合っていたんだ。

 

 

このことに気づいた時

私は、理性で選んだ

自分の結婚生活も

間違いだった

ということを悟りました。

 

 

喧嘩のない関係が最高で

喧嘩のない結婚が最高で

争いごとが、嫌すぎたから

理性で選んだ結婚。

 

 

 

 

私の中で

愛というものは

憎しみからは

かけ離れたものだと

思っていた。

 

子供を殴る親に

愛が存在するとは

決して思えなかった。

 

 

 

 

母はそもそも

インナーチャイルドがボロボロで

そして発達障害的なものも

相当入っていると思う。

家系的にも

なかなかな体験を

している家系です

 

(徳川埋蔵金を探し、

結果、財産を失い、

山を二つほど失ったり

事業を起こしたものの

火事で全てを失ったりなどなど…)

 

 

 

けれど

私の母は実のところ

愛そのものなのかもな…と。

 

母は発狂するような状態であっても

それでも3人の娘を育ててくれました

 

まったく不完全な母親ではあったけれど

それでも根本は愛の人なんだ

狂ってるけれど愛そのものなんだ

 

 

今は野良猫に餌をやって

周囲に迷惑がられ

 

野生のトンビやカラスの

餌付けをしてしまって

 

またきっと

周囲に

迷惑がられてしまうことでしょう

 

 

今朝は

「カラスの赤ちゃんが

ご飯食べてくれて嬉しい」

とLINEしてきました驚き驚き

 

(ひいいいいい!)

 

 

以前の私だったら

話を聞いた瞬間に青ざめて

そしてカッとなり

 

 

「ちょっと待って😭😭

お願いだからそんなことやめて

周りに迷惑だから今すぐやめて」

 

と言ってしまっていたでしょうし

育ての父も

まず間違いなく

そう言っていたことでしょう

怒っていたと思います

 

 

これは本当に悩ましいところ

父は典型的な常識人だったので

 

(なんで二人が恋に落ちたのか

本当に謎だけれど😭)

 

 

 

確かに迷惑で

確かに困った人です

近所の人に迷惑をかけているかもしれない

 

 

 

けれども

常人に理解できない

母の行動の動機のベースには

愛があるのも確か

 

 

とっちらかった

とんでもない行動をとって

 

人から責められたり

社会から浮いて

そのうっぷんで

子供や夫に当たったり

暴力を振るってきたりして

 

やっていることだけ見ると

とんでもない人だと思うし

そう思っていたし。

 

 

子供の頃から私は

母の常識はずれなところが

本当に嫌だった

本当に嫌いだった

親と思いたくなかった

一刻も早く離れたかった

 

 

 

どうして

周りに合わせられないのか

意味がわからなかった

 

 

今でも私は

周囲から

母が非難されることが怖い

 

 

 

けれどもそれは

私の中の保身だったんだろうな

私の中の

ある意味での冷酷さ

 

 

見栄やプライドで

母のことをジャッジしていた

 

 

でいて、

母を恥ずかしいと思うことは

実は自分自身を

恥じていることと一緒だなと。

 

 

 

母がもし

世界から

人間社会から

 

完全に浮いてしまうなら

 

一緒に

人里離れた田舎で

暮らしたっていいんだわと

なんだかいきなり、

思えた

 

 

 

今は妹が母と共に暮らしてくれていて

私は離れたところにいて

任せきりだけれど

その覚悟を持ったっていい

 

私は母に

言ってあげようと思う

 

 

母が愛そのものだということを

私は知っているよと

 

 

 

でも、からすへの餌付けは・・・赤ちゃん泣き

やっぱりダメだよね・・・

 

ああ・・・どうやって教育していったらいいのかな。

なにか、すっと彼女にささる

諭し方をしなければいけない・・・

 

(しばらく考えます。。)

 

 

 

この母がいる限り

まともな結婚は無理だろうと

どこかで悟っていた

それも実際の現実だと思う泣き笑い泣き笑い

 

ああ・・・それにしても・・・カラスの餌付け・・・とりあえず

同居してる妹に相談して探り入れるか・・・

 

 

 

 

23歳の失恋も

ひとつには

母のことが遠因にあった

 

当時の彼の母親が私の母のことを嫌っていて

私のことも嫌っていたから

結婚した後、苦労することは目に見えていたし

 

ずっと、

この母の存在を

どこかで恥じていたけれど

 

 

なんてことはない

私の中にも

同じ血が流れている

 

常識通りに生きられないところがある

エリートな銀行員と恋愛したけれど

今思えば

彼と生活していくイメージなんてできない

無理に合わせて

うつ病になって終わるのがオチだっただろう

人から見たら幸せに見えて

自分らしくない人生で終わってしまってたかもしれない

なんだったんだ、

私、自分のことまったくわかってなかった泣き笑い

よほど自分じゃない自分になりたかったのだろう

 

(ハイヤーセルフが止めてくれて

よかったんだ・・・)

 

 

はて、

母がそうしたかったように

(けれどできなかったから)

私は普通に

正常に

立派に

生きることを

求められてきたし

自分でも渇望してきた

 

 

 

けれど母からしたら

強制したくてしたのではなく

 

 

母が自分のことを否定しているから

普通であってほしい

優れていてほしいと

娘に願いを託したのだろう

ただただ願いを託したかったのだ

 

母は頭のいい男性とか

ハイスペックの男性とか

お金がある男性と

結婚しなさいとよく言っていて

学歴があるのは当たり前、と。

 

 

 

実際母はそうしてきた。

 

若かった母が目指した「上昇婚」は

見栄やプライドのためだけでなく

子供のためを思ってもいたのかな。

 

 

っていうか…

どれだけ自己価値が低かったのかな。

時代もあるのかな。

 

 

そう思うと母を責められない。

 

自己価値があまりに低かったゆえ

優秀な男性と

結婚したかったのでしょうね。

 

 

そう思うと

上昇婚を目指す大体の女性が

実のところ

自己価値が低いのかもしれない。

 

 

どんなことであっても

その心境の裏事情を知っていくと

どんな罪だって解けていく

ほどけていく

 

とんでもない母だけれど

それでもこの母のもとに生まれて

私はよかった

 

 

 

でいて母を嫌い

憎んでいた

当時の自分の事情ももちろんわかる

 

 

 

全員に事情がある

そのシュチュエーションごとに事情がある

 

 

 

女性たちは皆

上昇婚を目指していて

そのことに少し疑問を感じることがある

 

 

それは本当のところ

自己価値が低いからなのかも?と思う

もっともっとより良い生活を目指したい

あるいは成長したい。

 

とにかく自己価値が低いのだ

ありのままの自分を

認められていないのだ

 

 

そう

ありのままの等身大の自分と

釣り合う相手を

愛せないのは

愛を受け取れないのは

 

ありのままの自分を

受け取れていないからだ

愛せていないからだ

 

私はそう思う

間違ってたら

ごめんなさい

 

(別に上昇婚が悪いと

言ってるわけではないのです。

でもそれなりの大変さが

あることもあるよと。)

 

 

私は、

むちゃくちゃに狂ってる自分の母と

自分に通う血が同じと

思いたくなかった時期もあった

 

 

けれど

狂ってるけれど

この母には愛がある

 

 

私は結局のところ

 

理性より

愛を選んだ

 

むちゃくちゃな愛を選んだ

 

 

 

このあたりに

気づいたから

紆余曲折の末に

今の彼に

辿り着いたのだと思う

 

 

 

 

自分の母を受け入れることは

自分自身を受け入れることであり

 

等身大の自分に

釣り合う相手を

受け入れ

愛することに繋がった

 

 

上昇婚なんて

意識はいっさい吹き飛んで

 

なんの計算もない

なんのしたたかさもない

 

純粋な愛が

私には

フィットした

 

 

 

常識とか世間体とか

そういったものが

私に幸せをくれるわけではない

 

私がほしいのは

それではなかった

 

 

 

今の彼と付き合い始めても

まだ私の中で

解除できてない闇がたくさんあって

 

その闇によって

今の彼を

自殺に追い込んだ部分があったと思う

 

 

もちろん

それだけではないけれど

 

彼からしたら

愛する私に認められない

私に否定されるということによって

最後に残ってた何か

を破壊してしまったのだと思う

 

 

彼を責めたり

正論をぶつけたことが

そこまで彼を追い詰めていたと

思わなかった

 

彼がぎりぎり

生き残ってくれて良かった

本当に。

一生後悔を抱えて生きていくところだった。

 

亡くなった父が助けてくれたのかもしれないし

何か不思議な神の采配を感じてしまう。

 

 

 

きっと

母も

私に正論をぶつけられて

追い詰められたことが

あったのだろう

 

そのことを悟ってから徐々に

 

私は母のいうことに対して

優しくただ

うんうん

と受け止められるようになった

 

見下してるとかではなくて

本当に愛を持って

みることができるようになった

 

 

かつては全てがびっくりすることだらけで

私の「正解」じゃないことを彼女がするから

 

 

そんなことしちゃダメだよ

そんなことしたら迷惑だよ

なんでそんなことするの?

 

そういって

彼女を縛ったり

彼女を変えようとしたりしていたけれど

 

それを

いっさい

手放そうと思った

 

 

いまだに若干

えっ?

と思うことはある😂

まじか・・・

と青ざめることがある😂

 

 

けれど私は

そんな母を愛している

 

 

母にも

ありのままの自分を

愛してほしいと思う

 

それを今から

ひたすら

伝えていきたいと

思っているのだ

 

 

 

 

そういえば、元夫が

「これ、あなただよ」と言ってきた

大島弓子の「ダリアの帯」。

頭がおかしくなってしまった奥さんを

ささえる旦那さんの話。

私も結婚生活の中で

何か気に入らないと

ヒステリックにキレることがよくあった。

元夫は言い返さない人だから

家庭は穏やかさを保たれていた。

 

 

そう、考えてみれば

母のような狂い方

私の中にもあった

 

 

私には

父譲りの冷静さがあるから

その狂い方をおさえることもできるけれど

 

やはり遺伝には逆らえない

 

 

けれどこの遺伝

正直言って

ダークサイドのこの遺伝

 

ライトサイド側でちゃんと包んで

癒して制御していけば

 

この地球にちゃんとフィットして

幸せに生きられるところまで

持っていけるのではないか?

 

というところまで

辿りつきかけている・・・

ように思う。

 

 

 

私は自分自身を使って

壮大な人体実験をしている気がする。

 

 

もしかしたらここまで

何百年もかけて私は

頑張ってきたんじゃないか?

なんてことを思った

 

 

 

今習っている筋反射で

前世ヒーリングを試みたクラスの中で

のりこさんがおろしてくださった

メッセージ…

 

 

サナトクマラからメッセージがあった、と。

 

 

「マヤ文明のことがあったから

親に対して忍耐強くやってきた

その忍耐強さを褒めてあげなさい」

 

 

 

そう、自分で筋反射でとった前世は

マヤ文明において拷問にかけられた前世。

結構ハードな前世だったと思う。

 

生贄の過去生は

他にもおそらくあると思うし

一つ一つ救出しなければならないのだと思う。

 

 

自分のかもしれないけれど

もしかしたら母のものかもしれない…

などとも感じていた

 

どちらにせよ同じこと

 

母との間で

何か共有している前世が

あることは確かだと思う

 

 

実は

父の闘病の際に

レイキを習得した際

 

ユフネさんという占い師兼ヒーラーさんが

 

「自分の元にサナトクマラみたいな人が現れて

あすかさんにレイキを伝授するように言われた」

 

と。

それからレイキの伝授を

受けることになったのだ。

 

 

のりこさんから

サナトクマラからメッセージと言われた時には

このことを思い出さなかったけれど

 

実のところ以前あったことと

繋がっているのかもしれないなと思った。

 

 

仲介してくれているのはおそらく私の

ガイドやハイヤーセルフだと思うけれど

そういった存在はとにかくあきらめない。

 

 

 

私に対しての

必要なメッセージを

おろしてくれる人を探し出して

何が何でも伝えようとしてくるものだ。

 

 

それはさておき・・・

 

 

さて、

この文章を書かなきゃなと思いながら

なかなか書けなくて

ようやく文章にできた

 

 

とりあえず書き出すことができて、

よかったと思う

 

 

 

 

今日はこれから

徹底的に悲惨な過去生を

ヒーリングしまくろうと思います

 

それに関連した恐れも

徹底的にリリースしたいと

思っています。

 

 

というわけでガッツリ休みますが

よろしくおねがいいたします🙏