大谷選手の通訳、

水原一平さんのホロスコープを見てみました。

 

 

あくまで星を通じて、私の主観を

ダラダラ述べてしまったものですお願い

占星術に興味のある方は

なんとなく流し読みしていただけたら

幸いです。

 

 

水原さんのチャート、

アルコールやギャンブルなどに

依存的になりやすい火星海王星はあるにはあります。

 

 

この火星は、

魚座にあるのでもともと海王星の影響を受けている上に

海王星からのアスペクトもあって、

海王星パワーが強化されています。

というわけで、チャート自体からみるに、

ギャンブルとかアルコールとか

依存症になりやすい性質ではあると思うけれども、

セクスタイルなので、そんなに踏み外す感じはないなあとは思います。

(逆に、「自分は溺れない」

という過信につながることもあるのかもしれないけれど)

 

太陽が冥王星とセクスタイル、

これは恵まれている配置で、

困ったとしても必ず誰かが助けてくれる配置。

ただ、太陽は山羊座なので、もともと土星の影響を受けているので、

自分に厳しいとか物事の継続力はあるはずで

そこまで大きく「踏み外す」ようなチャートではないように思える。

 

今回のトラブルについて、何がトリガーになったか?というと、

一つには、中年の危機。ということが言えるかなと。

 


 

世代的なものですが、

彼の冥王星が蠍座の初期にあることから

(この冥王星は、さきほどの火星海王星と角度をとっています)

 

この蠍座冥王星に対して、

水瓶座の冥王星が、

スクエアの角度で近づいており、

 

中年の危機の最中であると。

 

しかしこれは、

1984年1985年あたり生まれの方は、

ほぼ全員に当てはまるものです。

 

蠍座冥王星は、情で繋がる感覚、

特に初期の方なので

人にハマる時にはとことんハマる。

それに対して、水瓶座の冥王星が、

普遍的ルールをつきつけてくる。

 

蠍座 VS 水瓶座は、

情と理性、

接着剤と剥離剤、という相反する性質、

ここの葛藤は結構強烈です。

 

中年の危機の時代は、

みなさん、

そこを過ぎ去ってみると、

あの試練は中年の危機だったか…と

思えることがあるのでは?

と思います。

 

 

私も確実に、中年の危機の時代あたりで

人生が180度方向転換してしまいました。

それはどういうことが起きるかというと

陰陽が逆転するような感覚でした。

例えば、それまで依存的に生きていたら主体的に生きなければいけなくなるし、

逆にそれまで人に頼らず生きていたらその逆をやらなければいけなくなる、などが

あるのではないでしょうか。

 

あとは星で見ていくならば、

太陽蟹座だったら、地球星座山羊座の生き方にシフトする、とか。

180度真逆のサインの生き方に強制的に変更になる、などです。

 

 

これから中年の危機に差し掛かる方は、

これまでの環境が強制的に変えられる

という可能性はあるかもしれないですが、

 

トラブルを回避したいとしたら、

 

大きく自分を変えることを意図して、

自分が変わればいいのだと思います。

 

つまり、内面で、自力で、

タワーのカードをやればいいということです。

 

変化を拒んだ場合には、

強制的な変更がやってくる。

 

つまり、目に見える現象として、

タワーのカードがやってくるということです。

 

周囲に頼ったり

周囲のせいにしないで、

自分自身の改革を試みること。

 

それによって、

このタワーのカードのような状況は、回避できます。

 

 

 

 

あるいは、トラブルがあったとしても

安全な形で「着地」ができることでしょう。

 

「他人のせい」にしたり

「嘘をつく」

あるいは楽な、安易な道を選ぶことは、

しない方がいいと思います。

 

要は、「物事を被害的に捉えない」で

すぐさま「失敗」から学んで

立ち上がること、その意識さえあれば、ということです。

 

水原さんのいくつかのミスは、

何段階も、嘘をついて、嘘に嘘を重ねてしまったことだと思います。

(形も違うしレベルも違うけれど、私自身も身に覚えがあります。)

 

ギャンブルで損失を出した、最初の時点で、

誰かに助けを求めることはできなかったのだろうか?とか、

ギャンブル依存に陥ってしまった事情は

どういうものだったのだろうか?とか、

彼ご自身にしか

わからない事情があると思いますが、

 

 

嘘に嘘を重ねて、

乗り切れてしまった過去が、

もしかしたらあるのかもしれません。

 

その成功体験がむしろ、アダとなってしまったのかもしれません。

 

実際にどうだったのか、全くわかりませんが、

大抵のトラブルは、

いろんなことの積み重ねによって起きているもので、

もちろん、本人に全く罪がなく、今現在の人生に関係ない

カルマから起きているものも実はあるのかもしれませんが、

ほとんどのケースは、

いろんな経緯があって、何度も変化のチャンスはあったのに

それを見過ごし、

無意識に慢心し、「傲慢」になってしまったがゆえに

タワーのカード的状況を引き起こしていることが多いのではと。

 

 

中年の危機とは、

要はタワーのカードです。

 

タワーのカードのようなトラブルは、

「傲慢さ」に対しての宇宙からの鉄槌であるけれど、

それは魂の学び、という側から見たら、

実は、祝福なのですね。

 

魂レベルで考えると、

魂は成長を喜んでいる部分があって、

命が尽きる時まで、その成長に終わりはないです。

 

地上の罪は、地上の罪として

逃げないでちゃんと償えた方がいいのだと思います。

 

ここで償わないと、

別の因果応報がかえってくる、というか、

本人が気付けるまで、何度も何度も、

同じトラブルを引き寄せ続けてしまうと思います。

 

 

中年の危機の時期にトラブルに見舞われて

人生の大きな方向転換、時に転落、に見舞われたとしても、

それを通じて魂の成長に繋げていくことができたならば、

 

それはむしろ人生全体トータルで見たら、

本当の意味での成功、なのだと思います。

 

 

 

 

image

 

 

ホロスコープを拝見しますと、

なんというか、スクエアは金星土星程度で、

ごくごく、真面目な人柄だろうなと。

 

月木星スクエアだとしたら、

天然というか一晩寝たら忘れるという楽観性、

なんとかなるさ、の人が多いけれど、

これは、人の良さと読みます。

 

太陽は山羊座 09.15

手から餌をもらっているアホウドリ

An albatross feeding from the hand.

いまここにはないものを求めて冒険する人。

「この度数を持っている人は、積極的に自分のコミュニティの外へ出ていき、未知のところでの交流を楽しもうとするところがありそうです。すでに知っている既存の世界の外側に興味を広げていき、そこから「今ここにはないもの」を探し出そうとするでしょう。それは異文化だったり、異なる習慣や食生活、物やその扱い方だったりするかもしれません。

未知の要素にダイレクトに触れることで、時に傷ついたり、ショックを受けたりすることもあるでしょう。

しかしそれでも好奇心が上回り、勇気を出して、異色なものと関わっていくことになりそうです。」


山羊座に3つ天体があるし、

基本は、真面目で、そして野心家な方であろうと思う。

少し人の感情に疎いかもしれない、察する能力はあるけれど、

実は他人の気持ちはわかってない、というケースがありますが、

そういうケースを見ていくと、ご本人自身が自分の感情を抑圧していたり

実は自分の感情を感じられていない、ということはあって、

この感情抑圧は、土星の影響が強いと、起こりがちと感じます。

 

感情を抑圧することで、有能な働きマンになれるから、

便利なことはきっとあるのですが、

あとになってその反動がやってくることはあるし、

感情を抑圧したり我慢しすぎた結果、

なんらかの依存症に陥るケースは多いのではと思います。

 

 

大谷選手のようなスーパースターをそばで支える立場、として、

水原さんはどういう気持ちでいたのかな…ということを追いかけてみると、

 

 

より。

 

「22年に賭博の損失は100万ドル(約1億5100万円)以上に膨れ上がったが、大谷には打ち明けられなかったという。多額の負債により「生活費をやりくりするのも大変で、その日暮らしの毎日。彼(大谷)のライフスタイルに合わせなければならなかったから」。」

 

通訳であり、ボディガードであり、大谷さんのためにグルメ情報を収集し、キャッチボールの相手役をし、運転手をし、

トレーニングサポーターをし、動画撮影カメラマンをし、メンタルサポーター、そして友人でもあった…、

 

という状況から見ると、いろいろな面でお二人の間の、

境界線がわりにゆるくなりがちなことは、

想像に難くないし、

いろいろ丸投げされることに対して水原さんが

真摯に尽くしていらしたことも事実なのだと思う。

 

だからといって、彼が免罪されるとか、

彼の罪が軽くなることは一切ないし、

彼が悪くないということは決してないのですが、

(法律に反したら、

しっかりと法の裁きを受けるしかない)

 

なんというか、事情もあるよな、ということもどこかで思うんですよね。

 

そのような状態で、

もしギャンブル依存に陥った時に、

仮に、パスワードやIDがわかる口座に、

桁外れの多額のお金が入っていることを知っていたら。

 

金銭的に窮地に陥っている人が

目の前に金塊を見せられたら…

(その任せている側の大谷選手が

お金に対して欲がなく、

全く無頓着であったとしたら。)

 

「ちょっとだけならいいか」

「ちょっと借りるだけ。また返せばいい」

「ふやしてまた返すから」

 

依存症的なものを多少なりとも持っているひとなら、

この状態、理解できなくはない…と、

思うと思うのですよ。

危険ですよね、

異様に危険なことです。

 

私はもともとは、親にも元夫にも金銭的にかなり依存的なマインドで

生きていましたから、その気持ち、

全くわからないとは思わない…

目の前に大金があるって結構怖いことよ、と思いますね赤ちゃん泣き
 

 

彼の冥王星は蠍座 04.33

巨大な岩場の海岸

A Massive Rocky Shore Resist The Pounding Of The Sea.

人への深い失望から心の仕組みを理解する人
「この度数を持っている人は、どんなに頑張って心を寄せたところで、思いが通じない、気持ちを浸透させることができないという体験をすることがあるかもしれません。どこか裏切られたかのような、人の心は信用できないといったような気持ちになることさえあるでしょう。だけれども一時的に打ちひしがれて、人に対して不信を抱いたとしても、決してそこに諦めを持つわけではありません。むしろ、その経験は人間の心や個性がどのように成り立っているのかということへの理解に向かわせることになるでしょう。

そして人の心の複雑な成り立ちを知ることで、改めて別の角度から他者との共感を得るのかもしれません。」

 

 

水原さん自身が裏切る立場になることによって

裏切られる方の気持ちを理解する、というのもあるかもしれない。

水原さんからしたら、

「これまでこんなに尽くしてきたのに、大谷さんは自分を庇ってくれなかったんだ」

という失望を感じているかもしれません…さすがにそこまでは甘えていないか…?

 

 

でもどこかで、

誰かがなんとかしてくれるだろうとか

思っていたかもしれないですし

 

まあ、またギャンブルで勝てばいい、

という感覚があったのかも????

(依存症の場合そういう発想になります)

 

今後訪れるであろう数多くの苦難、

手のひらを返したような人々の無慈悲な態度に、

水原さんは何を思うでしょう…。

 

 

 

 
 
大谷選手のチャートは、
火星冥王星オポジションが強烈ですし
いかにもパワフルなチャートです。
 
野球選手としてのパワーはこの、
火星冥王星オポ
(金星火星冥王星でTスクエア)
 
火星天王星海王星がトライン
の部分でしょうか。
このエネルギーをストイックにスポーツに使いきれていることが
成功の秘訣だと思います。
 
 
太陽土星木星で、ゆるく、水のグランドトライン。
人に恵まれ、情のある、優しい性格、
人の気持ちがわかる方でしょうね。
 
火星冥王星は、
スポーツ競技の道で使うのがベストらしいです。格闘技、
あるいは、戦争「ゲーム」などでこのエネルギーを消化するのがいいと。
もしも火星冥王星を持っているお子さんや彼氏さんいらっしゃったら、
めっちゃ暴力的で怖いゲームをやってたとしても
それでエネルギー解消してるんだな…と思ってみていただいたらいいのかも。
もちろん大谷選手のようにとはいわないけれど、
スポーツなどに使うのが最も有益な使い方には思えます。
 
大谷選手は、
スポーツ競技の方でエネルギーを完全に使い切ることができていて
エネルギーの正しい使い道ができているということかなあと。
 

 

 
 
 
二人の相性はピッタリでしょうし、ご縁が強いことも
チャートから見ても明らかですが…。
土星に冥王星、木星に冥王星、ピッタリ、コンジャンクションですね。
相手の人生に根底的な変化を与える組み合わせ。
もともとは良い相性、しかし、水原さんの中年の危機、
それと、大谷選手の土星は魚座の13度にあり、
実はちょうど、いわゆる土星回帰、
サターンリターンですね驚き
 
水原一平さん:中年の危機
大谷選手:サターンリターン
 
大谷選手も厳しい洗礼を受けて、
大人の階段をひとつ登った、
というわけだなあと。
厳しいサターンリターン現象は、
のちの人生に必ずプラスになっていくので、
さすが大谷選手、持ってるなあと・・・。
 
 

それにしても、

今回は額が額であり、

大谷さんがスーパースターだから

大ニュースになっているけれども、

こういう金銭問題って、もっと小さな額なら

日本中のあちこちで起きている問題な気もします。

 

依存症状態に陥っている状態の方の

心理状態は本当に普通ではないですし、

人格とかそういうものは

ぶっとんでしまうものだと思うので…。

 

私はこれは、

自分ごとと思わないで、

理解したいと思っていて。

 

 

それは、私の母も、私自身も、

もともとは金銭的にルーズなところがあるし、

私の彼は過去にギャンブル依存に

陥っていたこともあるからです。

 

金銭に関しての

依存症を持っている人と対峙する側は、

・管理すること

・ここまではいいけれど、ここまではダメ

という線引きをしっかり持つことが大事だと思います。

強く、思います。

 

 

私の経験としては、

過去に、

私の祖母がお店を経営しており、

従業員が、金銭を横領したことがありました。

 

子供の時のことだったので、

結構ショックを受けましたが、

 

子供心にも、祖母の経営しているお店の

金銭管理の杜撰さなど…、

横領にあうべくしてあった、

背景事情も理解していました。

 

 

依存症を持っている方の目の前に

お金を積んでしまうこと、

その問題についても

考えないといけないだろうなと。

 

 

私は決して、

水原さんを責めているわけではなくて、

依存症の方を責めているわけではなくて、

そのような傾向がある方に対して、

周りがどう対峙すべきか、

金銭管理をどうすべきか、という問題は

しっかり考えた方がいい、と思っています。

 

 

そういう意味で言うと

大谷さん自身も、きっと今、いろんなことを

考えていらっしゃることでしょう、

彼は本当に賢い方だし、逆に言うとこの学びを経て、

成長していかれることと思います。

 

そうかなるほど、サターンリターン

ここまでしっかりきっちり効いているということは

やはり大谷選手は、持ってる方なのだなあ、と

感じた次第です。