「不適切にもほどがある！」というドラマ内で、
昭和と令和の比較が面白いです。
昭和の時代は令和と比較すると、
「社会としてどうあるべきか」
コンプライアンスの意識がない、
ある意味「意識低い」時代だった。
ということが、多少強調されながら、
比較を通じて描かれています。
（コンプライアンス（compliance）とは、「法令遵守」のことをさし、
企業や個人が法令や社会的ルールを守ることを意味しています。
コンプライアンスに求められるのは「法令を守れば良い」というわけではなく、
企業倫理や社会規範などに従い、公正・公平に業務を行うという意味も含まれている、とのこと。）
時代ごとの意識の変遷は、
集合無意識を支配する冥王星の動きとも
一致しているよなあと思いました。
12サインの前半においては
主観的にものをみる意識が育ち、
後半においては、客観的にものをみる
他者の視点が入ってくるとされています。
12サインの
前半というのは牡羊座から乙女座まで。
後半というのは天秤座から蠍座まで。
冥王星はその世代を束ねる
集合無意識部分を作るので、
世代全体として、
主観的にものを見る世代
客観的にものを見る世代
というふうに根本的な集合無意識レベルでの
違いがあるのかなあーと。
もちろんその上に、
個々人の個人天体がばらばらに入ってくるので
個人個人の意識は異なるわけですが、
冥王星はその世代全体を支配する、
なんとなくの空気感を支配しているのです。
冥王星
蟹座時代は、
1914年から1939年うまれで、
2024年現在、84才から110才の方々です。
（阿部サダヲさん演じる小川一郎さんは昭和10年、
1935年生まれなので冥王星蟹座世代。）
https://x.com/think_literacy/status/1758479033283813759?s=20
冥王星
獅子座時代は、
1939年から1957年生まれで、
2024年現在、68才から85才の方々です。
冥王星
乙女座時代は、
1957年から1971年生まれ
2024年現在、
53才から67才の方々です。
冥王星
天秤座時代は、
1971年から1984年生まれ
2024年現在、40才から53才の方々です。
バブルは
1986年（昭和61年）12月から
1991年（平成3年）2月までとのことです。
その当時、大人世代だった方々が
その時代の空気感を担っていたと考えると、
冥王星蟹座、獅子座、乙女座あたりが
「不適切にもほどがある」
で描かれている昭和の時代を
牽引していて、
冥王星天秤座あたりは
子供としてその時代を眺めている感じ。
冥王星
蠍座時代は、
1984年から1995年生まれ、
2024年現在、
29才から40才の方々です。
冥王星
射手座時代は、
1995年から2008年生まれ、
2024年現在、16才から29才の方々です。
冥王星
山羊座時代は、
2008年から2023年生まれで、
2024年現在、
0才から16才の方々です。
(逆行があるので境目あたりは隣のサインになることがあります)
冥王星が蠍座、射手座、山羊座、
そして水瓶座世代となっていくと、
他者ありきの感覚とか
客観性みたいなものが相当に育っていく…
その世代が権力を持ち
社会の中枢を担う頃には
きっと時代は様変わりしていくのでしょうね。
私自身が世代として以前感じていたことは
天秤座は美を象徴すると言われているけれども
冥王星天秤座世代が社会の中で
実権を握り始めた…
つまり、たとえば商品のデザインを決める権限を持つですとか…
くらいから、
昔に比べると
絵的、デザイン的に美しいものが増えてきてるよなって
思ったことがありました。
私が子供の頃に夢見ていたようなグッズ、商品を、
今の若い子達は当然のように手に入れられているなと感じたことがあって、
でもそれを制作しているのは、私たち天秤座世代だよな、と、
実際にデザインの現場を経験したことを経て、感じていました。
それぞれの時代の空気感があるものだな、
面白いなあと感じています。
