私のホロスコープは

水星、金星、太陽に対して土星が合、で圧力をかけており

かつこの土星に対して天王星がスクエアで

のちにひっくり返す…という構造です。

どのみち天王星が効いてるので

基本的には変人なのですが

「土星が効いてない彼」と過ごすうちに

自分はめためた土星人だな!

ということに気付かされます。

 

まず、土星が効いてる人は「基本的には」

常識人だと思います

(さらに天王星海王星などが効いてるとひっくり返るし

そちらの印象の方が強く出てくることもありますが←私はこれ。

あとアセンダントに木星が乗ってるのでその印象も強いかも。

でも内側は結構厳しいです)

 

・自分の欲望を抑えたりコントロールして

10年先20年先のために今を犠牲にして努力する

・何かをコツコツ継続することが苦にならない

・現実を見る癖がある

・常識や人目を気にする

・ブレーキが効きすぎて冒険が出来ない

 

過去を振り返ると、

土星が効いているパートナーと話しているときには、

常識感覚が似ており、

常識感覚の部分は「安心感」につながっていて、

でいて土星に加えて

天王星海王星も効いてるパートナーだと

それだけにもとどまらない破天荒さや面白さがあるので

どこか波長が合う感覚を感じていたなあと…

 

うちの彼の場合

土星が効いていない状態で

冥王星と太陽がオポジション、

しかも月と木星がオポジション、

基本的に性格がゆるくて楽観的

でいて、土星の検閲なしにいきなり大きなことをやろうとする。

 

思ったのが、

土星って「部長」なんだな、と。

 

土星が効いてない、太陽冥王星の人は、

いきなり社長からのトップダウンが来る人、

というふうに捉えたらいいのだと思ったし

実際に彼の場合は、「いかにもそのまんま」なのだ。

 

 

土星が効いてる人の場合は常に、

係長課長部長クラスの検閲が入って、

現実に落とし込んだり

ダメ出し受けて遅延効果がかかる、

ブレーキがかかるのです。

 

部長のハンコがもらえるまで

ストップがかかる…

これが土星の検閲機構、調整弁なのです。

 

なので、土星が効いてると、大器晩成、と言われるのです。

でもちゃんと晩成、なのは、

遅延効果がかかったとしても継続力があるので

継続していれば結局なんとかなっていくのです。

 

 

うちの彼を観察していると…

性格は親御さん譲りで

真面目だし

基本的に善良な人なんだけれど…、

 

 

「親御さんの言うことも

ほぼほぼ聞いていないというか

そのフィルタ自体を持ってないんだ…

子供時代からずっとそうなんだ…」

 

ということに気がついて

愕然としてしまう。

 

 

そしていきなりトップダウンで

なにやら偉い人にみそめられたり

大きなことを夢見たり

というパターンも持っている様子。

 

けれども土星の検閲が効いてないので、

相手を見極める目や、慎重さがないのです!驚き

ここが、私が衝撃を受けるところ。

だから、

調子に乗ってきた人生で、

そしてある時突然、死んでもいいやって

投げる…

いやー私からしたら信じられない。

なにその極端さ?っとなる。

信じられない!!!

 

 

死ぬことないのよ

極端に走ることないのよ

いくらでもやり直しできるよ、と思うのは、

私が土星天王星を持っていて、

「小さく」スクラップ&ビルドを

ひたすら日常の中でも繰り返してきた人生だから

思えるのだと思った…。

 

子供の頃は苦しくても、

このスクラップ&ビルド癖が

水星天王星でも

金星天王星でも作られてきていて

七転び八起き感がきっとあるんだろうと思った。

 

 

「凶角」が多く見えるハードなホロスコープほど

のちのち強い、というのはそういうことなのだ。

スクエアの多さ、苦労した分、

しぶとさが育まれてきてるのかも。

 

 

うちの彼によく私は、

「しぶとい」と言われる。

そしてそのしぶといところ、

執着心の強いところが

嫌いじゃないらしい。

自分にないところを

お互いに感じているのだね。

 

 

うちの彼は

月木星。

なんとかなるさ〜の楽観性、

寝たら忘れる能天気さ、

人の良さがあるのと

あと、火のサインがやたら強くて土が弱いため、

情熱のままに突っ走ったり

形を整えることも苦手、

貯金とか形にするとか金銭感覚って何それ?

みたいな感じ。

(私もそうなんだけれど、

自分を上回る人に出会って

自分がしっかりしなきゃとなってる泣き笑い

 

 

彼の過去に起きたことを

辿っていくと、

 

私だったらどう考えても

このポイントで引き返してるわ

(土星の常識感覚や慎重さ、人をみる目)

というところで

どう考えてもヤバいよ、

という仕事を引き受けていたり…

 

なんでそうなるの?と思って

イライライライラしていたけれども

 

あ、

私が、土星人だからなんだ驚き

厳しい姑、厳しいジャッジを

自分の中に飼ってるんだ驚き

 

「部長のハンコが無ければ先に進めない」

から、

 

学歴がないなんて心配だし

職歴がないなんて心配だし

新卒でいったんは就職すべきだし

結婚だって20代ですべきだし

占い師になると言ってもその前にいろんなお試しして準備して

相当用意周到に行かないと不安だし

 

というチェック機構が無数に働いて

自分の金星を抑圧して

「こうするべき」に従って計算で生きることが

ある程度苦にならない。

 

子供を産みたくてもその後の教育はどうするの?

みたいな感じでここも遅延効果が入って

どうしても突っ走れない。

 

うちの彼の場合、

前の奥さんとの間に息子さんがいるのだけれど

奥さんと最初からすでに不協和音があるのに

よく子供を作る気になる…その勇気というか

計画性の無さすごい…

けれど逆にそれがよかったねって面もあるよねと思ったり。

 

子供って勢いがないと作れない面があると思う。

私の場合、親から絶対そうしろと強制されたり

夫から強制されたら確実に産んでいたと思う。

 

けれど強制がないならできない、その先のことを思うと怖くて踏み出せない、

みたいな臆病さの方がたってしまってた人生だったなあと…。

土星が強いと、

ある意味、

かなり環境に左右される人生になるのかも。

 

親が子供を産みなさいとは一度も私に言わなかった。

親も子供なんて産まなくていいと思うよ

みたいなスタンスだった。

 

仕事はある程度強制があって

やらねばならないことだからやる

みたいな感じでそれに従うのはある程度できるけれど

 

くるならこーい!と運命にどーんと乗れる強さは彼の方。

 

慎重さとか計算に固められてる

(よってネガティブになる)

私の人生のつまらなさ、

も感じているから、

 

彼のパッパラパーなところに惹かれたり

安心できる部分のがあるのだろうなあと。

 

「ポジティブなんだけれど(月木星)

いきなり死んでもかまわない(太陽冥王星)」

 

みたいな感じ…?

こんな彼に全く違うホロスコープの私が

影響を与えることで、また違う展開が始まっていくのかもだけれど…。

 

 

 

(かつて20年にわたってくっついたり離れたりした彼がいたのだけれど

エリートだったので、

その彼と生きてたら私は相当窮屈だっただろう。

ずっと運命の人と思ってた人は逆にエリートじゃないけれど

精神性がかなり高くて不良的ではあるけれど実行力も高く

これまた冥王星がかなり効いてるホロスコープの人で

どうも私は冥王星が効いてる男子に心を奪われやすいのかも)

 

 

私の素の状態は、月は、土星の影響を免れているので

外向きの顔は土星の影響でしっかりして見えても

プライベートは本当にだらしがないし泣き笑い家事も苦手だし

(最近はようやく最低限のことできるようになってきた…)

 

 

今の彼と一緒になって

彼の月をもらって、

月木星要素をもらって

さらに

だらしがなくなってきた気がするのですが

 

 

でも、なるほど、

こういうのいいね。楽だね。

というか結局私はこういう感じなんだな。

とも思えるようになった。

 

自分の親とかも許せるようになった。

以前は「向上心がない親」

「知性がないように思える母親」を

許せなかったけれど…

 

その辺り、

彼にはとても感謝している。

 

それに私は、

母を知性がないと断罪するけれど

 

私は子供を3人産もうなんていう勇気とか

女性的な母性みたいなものは

やっぱりどうも欠落してる気がして…

自分にないものを持ってるのが、

母であり、彼なのかなあと思う。

 

 

だったら逆に、

彼らにないものを私が持っていたって

それはトントンなのであって、

補い合って生きていったらいいと思う。

 

 

エリートの方の彼だったり

若い頃長く付き合った精神性高い彼や

スピリチュアル系の彼と暮らしたら

ピシッといつも背筋伸ばして

気を遣って

親戚付き合いもちゃんとするとか

いろんな要素が別に必要になってきていただろうと思う。

地球人として成長するためにいろんなことが必要だったと思う。

子孫を残さなきゃと子供も産んだかもしれない。

 

それはそれで楽しかったかもしれないけれど

けれどその場合、今のような占い師人生は辿れてなくて

今得られている学びは得られてなくて

それはそれでなんらかの不足感を感じていたように思う。

 

結局のところ、全てを選ぶことはできない

なんらかの不足感を感じるからこそ

また別の人生、来世でのチャレンジをするのかもしれないし

 

あるいは他の人が自分の代わりに

自分が体験してない体験をしてくれる

お互いに補い合える

そのこと自体も素晴らしいこと。

自分が全てを持っている全知全能の神である必要はない。

全くない。

私にはそこまでのポテンシャルがない。

 

 

完全じゃないといけないと

土星は思うのかもしれないけれど

しょせん土星はその外にある

天王星海王星冥王星の奇想天外な意志を

予想することはできない。

 

土星の抑圧が強い私は

実は土星の抑圧が強くない彼と一緒にいることによって

ようやく息苦しさから

解放されたのかもしれないし

天王星や海王星の意志をありのまま感じられる可能性や道筋を

獲得できたのかもしれない…と最近感じる

(まだ獲得はできてないけれどその下準備ができてきたような)

 

 

けれどいまだに

彼に対してダメ出ししてしまうけれど…

そしてそれが自分でつらい。

 

 

ダメ出し癖や

他人の行動でイライラは

フラワーエッセンスのビーチだなと。

これを飲んでみようと思って飲んでみたら

 

 

初回から頭ぐるぐるして吐き気がしてびっくり。

相当ビーチが強いんじゃないか。

以前も飲んだことあったのにここまでにはならなかった。

今は、ビーチに真剣に取り組む時なのかもねと思った。

 

 

ぎしぎし固い土星じゃなくて

柔軟な調整弁としての土星、

天王星や海王星や冥王星のエネルギーを

健全に地上に下ろせる土星、

それを私は自分の中に育てたいから、

 

彼に出会って

彼を受け入れて

自分の常識感覚を壊す

チャレンジをしているのだと思った。

 

これまで得たものが無駄だったわけではないけれど

それが絶対だったわけでもない

否定するわけではなくて

これを肯定しながら

他者を肯定することもできるのだ

 

白か黒かの判断ではなくて

どちらもありなのだ

 

という判断力が

 

おそらくだけれど、土星より外側、天王星の世界観に必要とされるもの。

 

天王星は水瓶座の支配星。

 

今、冥王星が水瓶座に入っている、来年以降本格的に

冥王星水瓶座時代。

天王星と冥王星のコラボが起きるということ。

 

もともと、めためた土星天王星に鍛えられてきたはずの私が、

もう一段階上の学びをさせられるタイミングに

来てるのだろうと思う。

 

そしてその学びをくれているのがきっと彼。

感謝して受け取っていこうと思うキラキラ

 

 

 

 

 

 

しかし、彼の、自分の考えが絶対だ、みたいなのは何からきてるんだろう?

水星天王星があるせい??

あるいは私の中にも同じものがあるからそれが引っ掛かるのかもしれない。