四半世紀が過ぎても、

世界は何も変わっていない、どころか、

どんどん悪くなっている現実に愕然とする。



過去、この日の事は何度か書いてきた。

最初はまだ記憶が生々しい2010年。


https://ameblo.jp/asukamic/entry-10646073803.html



そして翌年。

https://ameblo.jp/asukamic/entry-11016330696.html



20年目にあたる5年前には、

https://ameblo.jp/asukamic/entry-12697395837.html



自分の利益の為に国民の分断を図ったトランプへの非難をしていた。
が、あれからトランプの2期目が来て、
アメリカは益々酷い国になってしまった。


今日のニュースステーションで、
6歳の時にあのテロで、
消防士だった父を亡くした、
31歳のエリザベス・ミラーさんがインタビューを受けていた。

彼女は言う。

対テロ戦争に突入しても何も役に立たなかった。
アフガニスタンで起きたこと
撤退を見て下さい。
そして今イランで、
私たちが何をしているか?
暴力の連鎖を繰り返し
何も生み出していません。
平和は訪れないし
国の成長もありません。
だからまだ9.11から学ぶべきことは
たくさんあるのです。

と。

だが25年が過ぎた現在、
アメリカの人口の4割が、
当時生まれていなかったか、
4歳以下で幼すぎて、
9.11を記憶していない世代だという。

あれ程の大事件が、
「実体験」から「歴史」へと移りつつある。
それはとても恐ろしい事だ。
歴史となり、記憶の底に埋もれてしまう事で、
愚かな人間は同じ事を繰り返してしまうから。


今日、トランプはより多くの民間人や消防士が命を落とした、
貿易センタービルのあったグラウンド・ゼロではなく、
ペンタゴンでの式典に出席している、という。
何を重要視しているのかが透けて見えて、
本当に情けない。


トランプのやり方では、
アメリカはNo.1の国にはなれないし、
世界の平和に寄与もできない。
憎しみと暴力の連鎖は、
結局は自分達を滅ぼすだけだ。

3000人近い犠牲者を出しても、
何も学べないのなら、
最早人類など滅亡した方がいいのかもしれない。

折しもAIの研究者が次々と、
AIによる「知能爆発」の危険性を指摘し、
重要インフラへの侵入や生物兵器の開発を危惧し、
1000人以上が開発の減速を求めて署名したそうだ。

日々、AIに接している人達の方が、
より現実的な恐怖を感じるのだろう。
人類が制御できないAIが、
人類を滅亡させる事もあり得る、と、
警告を発している。

ほんの1月前にAIの暴走、というニュースを聞いて、
感じた不安は、
専門家と共有する不安だった訳だ。


映画で見たような戦争、
SFで見たような機械の逆襲。

それが現実の物となりつつある。

そう、あの9.11の映像もまた、
これは現実なのか?と疑いたくなる様な内容だった。

だが、現実を見ないと、
事態はどんどん悪くなる。
実際、あの事件は本当にあったのか?
AIが作ったフェイク映像ではないのか?
と言い出す若者もいると言う。


ミラーさんが言う様に、
我々は9.11から、
もっともっと学ばなければならないのだ。

繰り返さない為に。
犠牲者の命を無駄にしない為に。