とうとうあの意味の無い、
皇室典範の改正案が可決された。
ま、いいけどね。
野党が改悪だ、と騒いでいたけど、
それ以前に与党が拘る男系男子を諦めないと、
遠からず皇室の維持は難しい事がはっきりするだろう。
慌ててまた改正しないといけなくなるのは目に見えているんで。
その時にはもう、手遅れかもしれないけどね。
先日、昭和22年に皇籍離脱した久邇家の方が、
もし候補になっても止めておきなさい、と言います、と話されていた。
男系男子を養子にする法律さえできれば何とかなる、と思っているらしい、
麻生さんを筆頭にした与党の保守派の人の、
楽天的な考え方には笑えてくる。
皇族で生まれてしまい、
それなりの環境と教育を受けて育ったからこそ、
あの窮屈で自由のない生活が耐えられるのだ。
普通に暮らしてきた人にはとても無理だ。
それなりに覚悟を持って入ったはずの雅子妃でさえ、
適応障害になってしまう暮らしなのだから、
そんな環境に子どもを置きたい、と思う親がどれだけいるだろうか。
逆に働かなくてもいい暮らしができる、等という安易な気持ちで、
いいよ〜という子はもっと危ない。
問題を起こさないか心配。
しかも今の世の中、
簡単に情報は拡散する。
例えば子供の時に、
クラスメートをちょっと虐めた事でもあれば、
皇族になった途端、
鬼の首を取ったように、
資質に問題が、と書き立てられるだろう。
どこでも常に誰かに見られているんだから、
街角での、ちょっとした事でも、
悪意で拡散する者も出てくるかもしれない。
全ての生活、全ての経験を、
身体検査できる訳では無い。
国民みんなが納得して受け入れる人を探すのは難しい。
だからといって昔と違い、
箝口令を敷く事もできない。
いや、敷くことはできるだろうが、
それで抑えられるとは思えない。
結局、今回の改正では、
何の解決にもならないだろう。
女系天皇を認めて、
結婚後も女性を皇籍離脱させず、
夫も子供も皇族にする、という事にすれば、
少なくとも愛子さんと佳子さんに、
結婚後も皇族のままでいて貰うようにお願いし、
そこに複数の子供が産まれれば、
宮家の消滅はギリギリ回避できるのではないか。
また、そういう事であれば、
男子を産むことを強要されなくなる訳で、
悠仁氏の妃も探し易くなるかもしれない。
だが今のままの、
本人が皇族に残っても夫と子供は一般人、なら、
残ろうとは思わないだろう。
結局この改正は何の実利も生むことなく、
5年後にはもっと慌てる羽目になる。
一般人の私でさえ見える未来が、
見えない政治家ばかりな事に愕然とする。
こんな国が良くならないのは当たり前か···