トランプ大統領は、

停戦に向けたイランとの合意が間近、と繰り返し言い続けてきた。

6月9日時点で38回にも上るそうで、

「狼が来た」少年も真っ青な、

嘘つきジイサンだ(笑)


ただここへ来て、

11月の中間選挙を睨んで、

長引かせる限度が近づいてきたのか、

トランプ側も少し歩み寄りを見せている様に見える。

であれば、本当に恒久的な停戦合意は可能かもしれない。



ただ、戦争はイランだけではない。



ウクライナ問題も依然として先が見えないままだ。

トランプはイラン戦争において、

アメリカに対してNATOが協力しない、と怒っているが、

そりゃヨーロッパ諸国にすれば、

トランプが勝手に始めた戦争に、

何故手を貸さなければならない、

知ったこっちゃない、となるのは当然だろう。


そしてアメリカがウクライナを支援しないのなら、

自分達がやろう、という方向に進んでいるようにも見える。


戦闘機や戦車と違い、

ドローンを使った無人攻撃機や爆弾は、

これまでの多くの兵器と比べて、

遥かに安価に、しかも早く作れる。


だが背景には、トランプ離れもあるのではないか。

今フランスでG7が開催されていて、

トランプも参加はしているが、

他国との温度差がなかなかのものだ。

アメリカの、いや、トランプの、

孤立化が透けて見える。


あれだけ他国をバカにし、

誹謗中傷を重ね、

そこら中でケンカを売って、

仲良くなどやれる筈が無い。

マクロン大統領の気持ちはよく分かる。


だがそれは、西側諸国にとって幸せな事ではない。

が、少なくともトランプが歩み寄れる性格ではない上に、

年齢のせいもあるのか、

どんどん言動が支離滅裂になっているので、

アメリカ抜きで、と考え始めても仕方がない。


もっともトランプは自分が尊重されないと癇癪を起こすので、

適度に宥める必要もある。



上手く停戦にこぎつけられればいいのだが、

トランプはまた自分のお手柄だ、と吹聴するのだろうな。

いい加減ウンザリだが。


それでも停戦が実現し、

ホルムズ海峡が開放され、

世界がトランプとネタニヤフに翻弄される以前の形に戻るのなら、

少々の事には目を瞑るけれど·····


ここへ来て強欲なトランプとネタニヤフの間に、

すきま風が吹き始めているようだ。

利益相反すれば当然の流れだと思うが、

それを封じ込めて、

果たして今度こそ、成功できるのだろうか。