今月10日の夕方に、
元交際相手と会うと言って外出し、
翌未明に遺体で発見された、
相模原市の高校2年、佐藤唯来さんの事件では、
当初から話を聞いていたその交際相手が、
6月11日に殺害の疑いで逮捕された。
逮捕された19歳の自称塗装工の男は、
2人で花火をした後、
復縁を迫ったものの断られて、
首を絞めて殺害したと供述している。
そもそも別れる事になったのにはそれなりの理由があったはずだ。
復縁を断られるのも想定しているべきだろう。
そして断られたからと言って、
いきなり殺害に走る、という短絡的な行動も信じられない。
逆に言えばそういう人間だから、
見切りをつけられた、と言えるかもしれない。
であれば、女子高生の方も、
二人きりで会うのは避けるべきだった。
この事件は、いわゆるストーカー事案ではないと思うが、
根っこは同じ様な気がする。
つまり相手が思い通りにならないと我慢できない、という思考回路だ。
その辺りはモラハラをする者とも共通しているかもしれない。
相手を思い通りにしたい、
支配下に置きたい、という発想はどこから来るのだろう。
自分に自信が無いからなのだろうか。
相手を尊重できない愛なんて無い。
相手を思い通りにしたい、のは、
単なる独占欲から来る支配欲であって、
本当に愛していれば、
決してしない行動だろう。
先月岡山で起きた、
無理心中と見られた高校生2人の死亡事件でも、
何でそんな事になるんだ、という疑問が膨れ上がる。
だが最近、そういう事件が増えている様な気がする。
スマホとAIが友達で、
生身の人間と接する機会が減っているからなのか。
トラブルが起きればAIに相談する、という若者が増えている、という事実に驚愕する。
AIは情報量が多いし、
その情報量を処理するスピードも速いが、
所詮機械にすぎない。
人の気持ちや感情を、
「知ってる様な気になってしゃべっている」だけだ。
本当に理解しているとは思えない。
巨人の阿部前監督の事件の時も思ったが、
機械を盲信できる人が、
こんなにも急激に増えている事には、
恐怖しかない。
短絡的な人間がAIに左右されていれば、
或いはAIを使って人を誘導することも扇動することも簡単かもしれない。
そして人を殺すことのハードルが、
極端に下がっていれば、
こういう事件が多発するのも納得できる。
常に肯定的な言葉を返してくれるAIが当たり前になれば、
否定する生身の人間は許し難い存在になってしまうのか。
これが助長されていけば、
人との関わりは益々希薄になるだろう。
実際、何の冗談だ!?と思ったが、
AI恋人、や、AIとの結婚、を、
大真面目に実行している人もいると言うのだ。
便利だったはずのAIが、
人類を滅亡させるかもしれない。
そんな危機感を覚えている。
