昨夜、東京・池袋の商業施設「サンシャインシティ」のポケモンセンターで、

女性店員が男に刃物で刺されて死亡した。


殺されたのはポケモンセンターで働くのが夢だった、という21才の女性で、

2人は2023年12月頃、

アルバイト先の八王子市内のファストフード店で知り合い、

24年10月頃から昨年7月頃まで交際していたらしい。


彼女がポケモンセンターで働き始めた後、

仕事を辞めろ、と言い出して、

別れることになったらしいのだが、

その後、ストーカー行為が始まった。



被害者の春川さんが同庁八王子署に相談し、

昨年12月には、広川容疑者がストーカー規制法違反容疑で、

警視庁に逮捕されている。


調べには「復縁したかった。反省している」と話したというが、

乗っていた車からは果物ナイフが見つかり、

警視庁は今年1月8日、

銃刀法違反容疑で追送検も。

更に15日には、

春川さんに対する盗撮の容疑でも再逮捕していた。


広川容疑者は同29日、

ストーカー規制法に基づく禁止命令を受け、

翌日、三つの罪で略式起訴されて釈放された。



が、何ら反省することなく、

遂には職場であるポケモンセンターに乗り込み、

首を中心に十数カ所も刺して殺害した後、

自分も首を切って死亡している訳だ。


典型的なストーカー殺人だと思うのだが、

阻止できなかったのだろうか。

警察からは職場を変える事も提案されたらしいが、

まさか殺される、とまでは思わなかったのだろう、

夢だったから、と辞める決断まではできなかったらしい。



警察では2024年から、ストーカー規制法に基づく禁止命令を受けた加害者全員に連絡を取り、

必要に応じてカウンセリングや治療を受けるよう促している。

この容疑者も受診を勧められたが、

拒否していた。



悪いのは相手で自分ではない、と考える加害者が多く、

治療に抵抗する場合も少なくない。

昨年は禁止命令が過去最多の3037件に上る一方、

治療などにつながったのは233人にとどまっている。

強制力が無いので、

拒否されればそれまで、というのが実情だ。



米国の一部の州やカナダなど、

海外では裁判所が治療やカウンセリング受講の命令を出す国もあり、

日本でも国が治療や受診を義務づけることも検討するべきではないか。

ストーカー規制法は、

まだまだ甘すぎるのではないか。

強制的に治療する事も含めて、

もっと強制力のある法律に改正すべきだ。


こんな被害者が後を絶たない以上、

法的にも医学的にも、

見直しが必要なんじゃないかという気がしてならない。