昨年3月に東京地裁で解散命令が出され、
東京高裁に即時抗告していた統一教会に対し、
今日、高裁は地裁の決定を支持し、
教団側の即時抗告を棄却した。
知らなかったのだが、
宗教法人法に基づく解散命令は、
高裁決定で効力を持つらしい。
なのでこれで清算手続きが始まる事になる。
今後、教団が最高裁に特別抗告したとしても、
最高裁が判断を覆すまでは、
解散に向けた手続きは続けられる。
そして、最高裁が判断を変えるには、
憲法違反が主な要件となるため、
ハードルは高いと思われる。
恐らく教団は、憲法に規定された信教の自由に反する、と主張するのだろうが、
不安を煽り、多額の金銭を支払わせる霊感商法、という手法で、
200億円以上の被害を出している。
つまり信仰に問題があるからではなく、
民法上で多数の不法行為が認められて、
多数の係争中の裁判も抱えている事から、
組織そのものが、「反社会的団体」という認定をされての解散命令なので、
ここから覆るのは難しいと思う。
22年7月の安倍元首相銃撃事件でクローズアップされた、
教団を巡る宗教被害の問題は、
遂にここまで辿り着いた。
今後はスピード感を持って精算を進め、
被害書への補償を速やかに進めて欲しいと思う。
一方、統一教会発祥の地である韓国でも、
日本での解散命令を受けて揺れ動いているらしい。
悪質な献金集めが特に問題視された日本に対し、
韓国では日本から吸い上げた潤沢な資金を背景にした、
「政教癒着」の実態が非難の中心となっている。
政治資金法違反罪などで起訴された韓鶴子総裁は、
健康不良を理由に一時釈放されたが、
その後再び拘置所生活を送っているそうだ。
とはいえ日本同様の「解散命令」に対する司法のハードルは高いらしい。
だが、日本の統一教会が解散して資産を清算されてしまえば、
今まで通りの献金を集める事は難しくなるだろうし、
少なくとも年間150億以上流れていた、
日本からの収入は激減する事が予想され、
韓国での活動にも支障が出るのではないか。
信仰は別に否定しないけれど、
宗教団体は大嫌いだ。
それでも信じるのは勝手、だと思っている。
搾取されて、献金に明け暮れて、
自分が滅びていく事も含めて、ね。
だがそれはあくまで、信者本人のみ。
その為に家族をも不幸にするのであれば、
そんな宗教団体は叩き潰すべきだと思っている。
だって宗教って、
幸せになる為に信じるものなんじゃないの?
身近な家族を不幸にする宗教なんて、
もう宗教じゃないよ。
統一教会は、宗教弾圧だ、とほざいているけど、
勘違いしないで貰いたいのは、
宗教だから弾圧されている訳じゃ無いってこと。
宗教を隠れ蓑にして、
詐欺まがいの搾取を続けてきたことが、
反社会的活動、と認定されただけで、
宗教の皮を被ってはいるけど、
暴力団やトクリュウと一緒、と言われてる、って事に早く気づいて、
宗教弾圧、なんていう的外れな主張はさっさと止めて欲しいな。
いずれにせよ、これで一区切りにはなるだろう。
だが、かのオウム真理教も、
形を変えて今もしぶとく生き残っているように、
統一教会もこれで消滅する、なんて事は無いだろう。
宗教の洗脳の怖いところは、
それでも信じる、という人が一定数いること。
そして虎視眈々と、次のカモを狙っている、ということ。
自分が被害者になり、
その結果加害者にもなり得る、という事をよく考えて貰いたいと思う。
決してこれで終わるわけでは無いのだから。