先月の五輪前最後のW杯で、

骨折を含む複数個所の負傷、と報じられた時は、 

出場は厳しいかな、と思ったのだが·····


ひと月足らずで五輪の舞台に立った彼は、

やはり凄い。

五体満足な状態でも着地の衝撃は相当な物らしく、

ましてや骨盤骨折をした状態で競技に臨むなんて、

本人も言っていた通り、

奇跡的、だと思う。


前日に女子のハーフパイプで、

中国の選手が雪面に叩きつけられて動けなくなったのを目の当たりにしただけに、

結果云々より、無事に競技を終えてくれ、とだけ祈った。


担架で退場した中国の女子選手も、

幸い軽い脳震盪は起こしていたようだが、

脳や頚椎・脊髄の損傷はなく、

大きな怪我は無かったらしいのがせめても、だが、

やはり技が高度になればなる程、

危険も増すのは間違いない。



そんな中、流石ディフェンディングチャンピオン、

全体7位で予選通過。

なんか、見てて涙出たよ。


2連覇がかかる大会、と散々言われていたのに、

出場も危ぶまれる大きな怪我。

痛みと闘い、

恐怖心と闘い、

不安と闘い、

プレッシャーとも闘い、

膝の感覚がほぼ無い状態なのに、

その全てを克服してあの場に立っている姿は、

将に王者に相応しい、と思う。



全ての競技、全ての選手に、

それぞれドラマがあるけれど、

とりわけ今回の平野選手の、

過酷なドラマから目を離せない。


決勝は13日(日本時間14日未明)。

頑張って起きて見ないとね。