今日は朝、長嶋茂雄氏の訃報が流れてから、
ニュースもワイドショーも長嶋さんの話題をずっと流し続けている。
巨人・大鵬・卵焼きと言われた時代の、
黄金期の巨人を象徴する人であり、
高度経済成長時代を象徴する明るさを持った人だったと思う。
天覧試合のホームランを始めとして、
選手時代も監督になってからも、
ベースを踏み忘れてホームランを1本ふいにしたり、
代打を告げる時に送りバントのポーズを取りながら言ってみたり、
逸話に事欠かない人だった。
筋金入りのタイガースファンの私でも、
長嶋さんは選手としてだけではなく、
人として好感が持てた。
2004年に脳梗塞を起こしてからも、
リハビリを頑張りながら、
度々マスコミにも出て来られて、
同世代の闘病中の人達の支えにも、
随分となられた事だろう。
それにしても脳梗塞を起こして、
リハビリ中に肺炎で89歳で死亡、って、
まんま義父と同じ。
その頃に1つの壁があるのだろうか。
ここ数年で、
昭和の名選手が次々と鬼籍に入られて、
改めて昭和は遠くなりにけり、と思う。
ルールも野球自体も、
どんどん変わってきたけれど、
いつの世でも、懸命なプレーは人の心を打つ。
折しも今日は長嶋さんの背番号と同じ「3」日。
そして交流戦の始まる日でもあった。
暫しスポーツニュースのハシゴをして、
長嶋さんを偲びたいと思う。
御冥福をお祈り致します。