という訳で、日本の小学校では役員をしなかったのだが、

その分アメリカで回ってきた(笑)


アメリカ本土には、

全日制の公立日本人学校は、

ニューヨークとニュージャージー、シカゴにしかない。

後はカリフォルニアに私立がある位。


なので基本は現地校に通い、

大都市に土曜日だけ開校される、

補習校に通う事になる。


学校によって設定は色々で、

幼稚園から高校まであるところもあるが、

基本は義務教育期間が多いかな。


うちが通わせていた補習校は、

「父母立」を謳っていて、

文科省から派遣の教員が、

在校生数に応じて1人〜2人。

後は現地採用の教員と、

専任の事務の方が少しおられるだけで、

多くは父母のボランティアで支えられていた。


アメリカはボランティアは当たり前の国なので、

(現地校でも色々あった)

やってはくれるのだが、

背景がそれぞれなのでややこしい部分はあった。


親が駐在員で帰国が前提の家庭は、

帰国した時に困らない学力を、と思うし、

国際結婚で片親が日本人なので、

喋れればいいか、という人や、

それより日本の文化を教えて欲しい、と思う人もいて、

学校に求める事が違い過ぎるのだ。

まとまる訳が無い(笑)


で、当時はクラス役員を決めるのに、

春の参観日に来ない人もいるので、

くじを子供に引かせていた。

役員になりたくないから来ない、という手は許されなかった😁

もっとも当たったのに、

ガンとして1度も来なかったという人もいたけどね。



5年生になる時に娘が当たりを引いてきて、

青い顔をして帰ってきたが、

1年、行事委員、というのをやった。

これで来年は安泰、と思ったら、

クラス役員の上に理事会、があって、

理事から電話がかかってきて、

理事の1つ、学級委員長をやってくれないか、と言うのだ。


いや私、学級委員やった事無いんですけど!?😳


何をするのかもよく分かってないのに大丈夫か?と悩んだが、

ずっと日本にいれば何かしらやらないといけなかっただろうし、

補習校まで100キロ位あって毎週送迎が必要だったので、

どっちみち学校の近くで1日、

買い物等で時間を潰していたので、

何とかなるか、と引き受けた。


まあ色々大変ではあったけど、

学校の事が良く分かる側面もあり、

やって良かったかな、とは思う。



あと少し、続く