先週、ワシントンDCで小型旅客機と軍用ヘリが空中衝突し、
67人の乗客乗員全員が死亡したばかりだというのに、
2日後に今度はペンシルベニアで、
医療用の小型ジェットが墜落し、
巻き添えになった地上の1人と、
合わせて7人が犠牲となった。
空中衝突の方は、
フィギュアスケートのチームが同乗していて、
フィギュア界に衝撃を与えている。
この事故を受けて、
様々な関係者がコメントを出していて、
久々にナンシー・ケリガンの姿も懐かしく見たが、
この様な状況での涙の会見だったのが残念だ。
航空機と軍用ヘリの両方のブラックボックスが回収されているらしいので、
原因はいずれ分かるだろうが、
この悲劇的な事故に対して、
トランプは、
「バイデン前大統領が進めた多様性を重視した人事採用に問題がある」と主張。
まだ何も分かっていないどころか、
捜索が続く中で、
犠牲者を悼み家族に思いを寄せるのではなく、
政治利用しようとする、
トランプの節操の無さには反吐が出る。
それ、今言うこと?
そもそもトランプの人員削減が管制官の減少に繋がっていて、
この日も通常4人でしていた管制を2人でしていた、という報道もある。
ただでさえ定員を満たしていない管制官に、
トランプ政権は早期退職を促していたという。
より責任を問われるべきはトランプ自身かもしれないのに、
また得意の責任転嫁か。
一方、医療ジェットの方は、
全員メキシコ国籍で、
女児の命に関わる治療の為にフィラデルフィアを訪れていて、
治療を終えメキシコに帰国するところだったとか。
女児と母親、医師と救急救命士、
操縦士と副操縦士の6人が犠牲になった。
アメリカまでやってきて治療をして、
これで良くなる、と希望をもって離陸しただろうに、
直後に何らかのアクシデントがあって、
墜落してしまった。
生きる為の訪米が、
結果的に死へと直結してしまい、
メキシコにいるであろう、
家族や友人にとっても、
受け入れがたい事故だったと思う。
そういえば年末にも、
韓国で179人が亡くなる事故があったばかり。
どういう訳か、航空機の事故って続く傾向があるような気がして仕方ない。
この20年余り、飛行機に乗る機会は無いのだが、
それまでの10年はよく乗った方だと思う。
日米を往復していたので、
慣れてはきていたけど、
それでも離着陸時は緊張した。
もうこの年になれば、
いつ死んでも良いようなものだが、
飛行機はやっぱり怖いかも。
まあパスポートも切れて久しいので、
もう国際線に乗る機会は無いかな。
国内なら大体列車で何とかなるしね。
でもアメリカで暮らしている人にとっては、
飛行機は必至。
飛んでる数を考えれば、
事故率は決して高くはないのだろうけど。
近距離用の、コミューターと呼ばれる路線なんか、
オモチャみたいな飛行機だし、
個人所有のセスナもいっぱいあるけど、
乗りたくないなぁ···
小型機だから危ない、大型機なら安全、という訳でもないけど、
もう飛行機乗って遠出することも無いかな、と思う。
でも今回の医療ジェットの事故の様に、
乗って無くても巻き添えを食らう事もある。
不運で片付けてしまうのは申し訳ないけど···
亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。