埼玉県の川口市のゴミ処理場で火災が起きて、

2つある処理場のうち1つが使えなくなり、

ゴミ収集が滞っているらしい。 


火事の原因は、リチウムイオン電池とスプレー缶ではないかと言われている。 

まだ確定ではないが、

その2つはゴミの出し方が指定されているはずで、

まあいいか、とか面倒臭いから、とかで、

出しちゃえば分からないと、

一緒に入れられた結果の発火なのかもしれない。


とすれば、そんなつもりは無かった、という、

ちょっとしたルール違反が、

社会にとんでもない迷惑をかけている事になる。

ゴミの分別はキチンとやるべきだろう。


それはそれとして、 

今言いたい事は別にある。



川口市は1つの処理場では間に合わないとして、

ゴミの減量への協力を求めていて、

その1つが生ゴミの水分を絞って欲しい、という事だった。


我が家には流しの三角コーナーが無い。

使わなくなってもう何十年にもなるので、

いつからか覚えていないが、

最初のキッカケはTVだったと思う。


生ゴミを流しの中の三角コーナーに入れると、

どうしても水がかかってしまい濡れる。

ところが、野菜の剥いた皮など、

すぐにビニール袋等に入れると殆ど濡れないのだ。


私はスーパーで生物を入れて貰ったビニール袋を置いておき、

食事を作る時に利用している。

調理後や食後の滓などは、

排水口のゴミ受けを目の細かい網状の物にして、

洗い物の最後に外して斜めにして水を流すと、

下の部分に溜まるので、

そこを手でギュッと押して水分を切り、

ビニール袋に入れる。


こうすると良い事は3つあって、

1回分ずつ口を封じる事で臭いが防げる。

そして生ゴミに寄ってくるかもしれない害虫も防げる。

もう1つはそれを更に白いスーパー等の袋に入れる事で、

ゴミ出しの時に万一カラスに狙われたとしても、

撒き散らされ難い。


先日どこかで見たのだが、

ゴミ収集をして下さる方々が嬉しいゴミの出し方を、

小袋に分けて入れたゴミを大きな袋に入れて欲しい、という話があった。


収集の過程で、

グルグル巻き込んで収集車の中に入れるのだが、

その時に外袋が破れてしまうことがよくあるという。

直にゴミが入っていると、

その時に中身が飛び散ってしまい、

回収も片付けも大変で、

臭いも酷いんだとか。

出す側のちょっとした工夫で、

要らぬ労力を減らせるのなら、

協力すべきだよな、と思う。



三角コーナーが無いだけで流しも広く使えるし、

やってみたら要らないな、と実感している。

お茶の葉等はお茶パックに入れて、

捨てる時にギュッと絞ると、

水分はぐっと減る。

急須等で淹れる時も、

茶漉しに入れて、

捨てる前に上から押して水分を切る。 


生ゴミから水分を減らすのは結構簡単だ。

水分が少なければ焼却時も温度が下がり難く、

早く燃やす事ができる。

良いことずくめだ。


という訳で、

まず三角コーナーを止めてみませんか?