正直、開いた口が塞がらなかったが、

トランプ当選と同じ構図だ、と気づいた。


SNSを駆使して、

都合の良い情報だけ流せば、

それしか見ない人は簡単に洗脳出来るのだろう。

そして、他人の命なんて関係ない、

自分さえ良ければいい、と思う人が増えているのも事実だろう。


地球温暖化などウソだ、と断言して、

世界中がこの問題に頭を悩ませていても、

未来の地球環境なんか関係ない、と主張できる、

老い先短いトランプの言葉に、

自分の生活さえ良くなるならそれでいい、と、

思う人が多いから彼は当選したのだろう。

だがアメリカ人は刹那的な人が多いから仕方ないとしても、

日本もそうだとは思わなかった。



もっとも、斎藤知事を辞めさせる為の陰謀だ、という嘘を信じた人達は、

亡くなった人が2人いる事はどう考えるのか。


斎藤知事が自分への非難を嘘八百と決めつけて、

権力を利用して元局長を追い詰め、

抗議の自殺に追い込んだ事は、

厳然たる事実だ。


その事実1つで、

どれだけ優れた政策をやっていたとしても、

トップに立つ資格は無いし、

その資質もない、と思う。


少なくとも、トランプが自分が訴えられている数多の罪から逃れる為に大統領を目指し、

まんまと成功したように、

斎藤知事を罪から逃がしてはいけない。


百条委員会はどうするのだ?

議会は有権者の選択だから、と、うやむやにしないで欲しいと思う。

やった事の責任はキチンと追及し、

再選を免罪符にしてはいけない。

でなければ亡くなった人が浮かばれない。


当初から斎藤知事は自分は間違っていない、と主張し続けてきた。

自分の罪に全く向き合おうともしてこなかった。

彼にとっては他人の命なんかどうでもいいのだ。


そういう人がトップに居続ける事に恐怖を覚える。

彼がミニトランプにならなければいいが、と、

兵庫県民の為に心配するけど、

それも県民の選択なのだろう。