義母が退院して10日余り。

毎日見ている家族には、

余り変化は感じ取れないのだが、

理学療法士さんが来られない日は、

廊下にある手摺の前に座って、

手摺をバーの代わりにして掴まって立ち上がる、というリハビリをしている。


入院前は自力で立ち上がって座る、を13回だったが、

退院後は自力で立ち上がるのが難しいので、

後ろからズボンを引っ張り上げる補助をして、

5回を3セット。


効果があるのだろうか、と思っていたのだが、

今日来られた理学療法士さんが、

片手で杖をついてもう片手を持って、

ズボンも掴んでだが、歩かせてくれた。


家の中だし、

一回は10mも無い程度だが、

それでもそれを3回やったそうで。

本人は疲れてヘロヘロになっていたが(笑)

いやぁ、ビックリ😳


私達は歩かそうなんて、

まだまだ考えもしていなかった。

正直言って、できるとも思っていなかったのだ。



家の中での移動は、

1〜2m程度でも車椅子を利用していたが、

もう少ししたら短い距離から歩く練習をしてみてもいいかもしれない、と思えた。


理学療法士さんが来てくれるのが週3日。

それ以外の日の方が多いわけで、

その日に地道にやってる立ち座りが、

少しずつでも効果があったらしい。



ホントにプロは凄い。

リハビリは確かに必要だと分かっていても、

なかなか目に見えて効果が上がる訳では無いので、

モチベーションが上がらない。

それでも続ける事で、

確かに効果はあるのだ、と、

プロが教えてくれた。



そういえば先日、

元体操のおにいさんだった佐藤弘道氏が、

テレビに出ておられた。


今年6月、突然の脊椎梗塞で、

下半身の感覚を失い、

全く歩けなくなった、と、

報道されていたのは知っていた。


それがハードなリハビリを続けて、

今は1人で立ち上がり、

杖無しに歩けるまでに回復されていた。


まだ下半身の感覚含めて、

戻っていない機能は色々あるようだが、

それでもこの短期間で歩く所まで来た、というのが凄い。

どれだけ大変なリハビリをやってこられたのだろう、と思うと頭が下がる。



頑張れば報われる事はあるのだな、と思う。

佐藤氏は元々運動神経抜群だから、

特別な人だから、ではなく、

頑張れない人代表の様な95才の義母でも、

頑張れば前進はあるのだ、と、

今、実感している。



様々な困難に遭遇していて、 

今、心が折れそうになっている人に伝えたい。


無駄な頑張りなんて無いんだよ、

諦めないで前を向いていけば、

きっと前に進めるから、と。