今日、義母は内科を受診し、

かかりつけ医に状況を説明した。

血中酸素濃度は取れているが、

平熱内ではあるものの、

若干体温も普段より高いので、

念の為に、と肺のレントゲンを撮って下さった。  


明らかな肺炎の所見は無かったのだが、

採血して検査に出す、と言う。

その時に、院内でもできるCRP(炎症反応) はすぐ調べてみましょう、という事になった。


内科受診の時は、

いつも診察が終われば車で家に連れて帰り、

その後、私が1人で支払いと薬を貰いに戻るのだが、

今日は戻るなり先生が出てこられて、

あ、戻ってこられた、

もう一回診察室に入って頂けますか、と言われる。


そのCRP値が10.3 もあったんだとか。

正常なら0.3 以下だそうで、

10 以上になると入院も考える数値だそう。


数字を見て先生もギョッとされたようで、

かかりつけの病院にすぐ連絡を取って下さり、

救急で診て頂けることになった。


だが病院のレントゲンでもやはりはっきりせず、

もう一つ可能性が高い、と皆が思っていた尿路感染(膀胱炎)も陰性。

結局CTで、肺の下の方に少し肺炎があるようだ、という結論になった。



すぐに入院が必要、という程悪い訳では無いが、

年齢を考えても、

余り食事が摂れてない、という事からも、

入院も考えたら?という救急医の話で、

お願いすることにした。


自宅で投薬だと経口でしか飲めないが、

病院なら点滴でできるし、

栄養分も入れることができる。

その方が早く回復する気もするので。



病院に連れて行ってから4時間かかって、

やっと病棟に上がれて、

我々は帰宅できた。



いや〜疲れた。



でもDr. は大変だなぁ、と改めて思った。

CRPが高いんだから、

体のどこかで炎症が起きているのは間違いない。

でもどこにも大きな傷はなく、

痛い所も無い、と言われてしまえば、

特定するのは至難の業だ。

これで抗生物質の点滴でCRPが下がれば、

やはり原因は肺炎だった、という事だろう。



義父が倒れた時、

その日1日もつかどうか、という酷い誤嚥性肺炎だったにも関わらず、

熱も出ず、リハビリのデイにも行っていたのだ。


デイでは熱と血圧は毎回測るので、

異常は無かったはずなのだが、 

実際にはその12時間後に、

肺は真っ白になっていて、

酸素が取れずに意識を失った。


それがあったので、

少し体温が上がっていることが気にはなっていた。

やはり些細な異常でも、

見過ごしてはいけない、という事だろう。



という訳で、

義母の異変の理由は肺炎にあったらしい。

年が年なので、楽観はできないが、

早目に見つかって良かったと思う。


昔、義父が、

「病上手の死に下手」という言葉を言ってたっけ。

将に義母にピッタリ(笑)

これで復活できたら、

100才目指せるかも!?



とりあえず私は明日朝イチで、

ヘルパーさんと理学療法士に断りを入れて、

かかりつけ医とケアマネにも連絡しないとね。