なかなか楽しませて貰えた2週間余りだった。


予想通りメダルを獲得した人も、

予想以上に頑張った人も、

予想通りにはいかなくて涙した人も、

勝負の世界には色々あるけれど、

みんな頑張ったと思う。


そしてテレビを通じて観戦するだけの、

我々にとっては、

メダルの有無よりも、

全力を尽くしている姿を見せて貰えて、

ハラハラドキドキさせて貰えて

本当に幸せだった。


なのに無責任な外野があれこれ言い過ぎ。

彼ら彼女らに物言う資格があるのは、

同等以上に努力をしてきた人達だけだろう。

そしてそれだけの努力をした人達は、

その大変さも悔しさも分かるから、

決して批判的な事を言わない。



アスリートの皆さんは、

決して心ない第三者の暴言など、

意に介さないで欲しい。

他の追随を許さない努力を重ねてきた人を、

一方的な思い込みで批判するのは、

文字通り、「心の無い」人達なのだから。



それでも今回、

他国開催での五輪では、

最高のメダル数だったと聞けば、

やはりちょっと嬉しい。

最近はメダルを取れる競技も変わってきた。


フェンシングなんて、

北京で太田雄貴選手が銀メダルを獲得するまで、

元々が西洋の騎士からの発祥で、

日本人には歯が立たない、と思い込んでいた。

実際、近代五輪が始まった時からあった競技で、

日本が唯一メダルを獲得できていない種目だったらしい。


それが今回は団体と個人合わせて、5個だ。

東京までの全期間で3個しかなかったのが、

1大会で5個!


そこには太田選手の銀メダルで、

日本も欧米と戦えるんだ、と分かり、

強化に力を入れてきた事と、

太田選手を見て自分もやってみたい、と思った次世代が増えた事が、

背景にあるのだと思う。


逆に言えば、

目標となる光輝く選手がいて、

国なり協会なりが後押ししてくれれば、

強くなれる種目はまだまだあるということだ。



あと一歩中国に届かなかった卓球も、

その差は随分と縮まった印象だし、

女子のフィールド競技で初の金メダルを取った北口榛花選手など、

単身チェコに渡って腕を磨いている。

身長差や体格差のある欧米の選手相手でも、

戦い方はあるのだ、と思えば勇気づけられる。 


一方今大会から正式種目になったブレイキンや、

東京大会で始まった、

スケートボード、スポーツクライミング、BMX等は、

日本の若手選手が本当に頑張っていた。

身が軽い方が良い、という側面もあるのだろうが、

十代半ばの選手の活躍が光る。

見ていて面白いし、

なんか、パワーを貰える気がする。



さあ、次はロス。

また時差に翻弄される大会まで4年。 楽しみに待ちたいが、

その前に28日から始まるパラリンピックがある。 


段々リアルタイムで放送される競技も増えてきた。

パラアスリートの活躍も、

本当に楽しみだ。


そしてパリ五輪に出場された選手、

関係者の皆さん、

本当にお疲れ様でした。

感動をたくさん、ありがとう。