結局落ち着くとこに落ち着いた、という事かな。


トランプが銃撃事件の後、

あれだけ分断を煽ってきたのに、

一瞬だけ、すべての国民の為の大統領になる、団結を、と呼びかけた。

あのままだとトランプ支持が広がりそうだ、と懸念したけど、

あっという間に元のトランプに戻った(笑)


元々岩盤支持層は動かない。

問題は無党派層や、

共和党の中の穏健派がどう動くかだったので、

元のトランプに戻ってくれた方が、

民主党は闘い易いだろう。

狙われた事で、

「トランプは危険」という主張も

どんなトランプ批判もし難くなっていた。



さて、ポストバイデンだが、

大統領が支持を表明した様に、

この状況ではハリス副大統領が、

後継候補となる以外は無いだろう。


マイノリティというだけでなく、

この4年を副大統領としてバイデン氏と共に歩んで来たことで、

バイデン氏の功績を主張できる。

全くの新人だと、

トランプの過去の大統領時の実績と、

武器無しに戦わなければならないので、

選択の余地は無いと思われる。


尤も待望論久しい、

ミシェル・オバマ氏が出馬するとなれば、

話は変わるかもしれないが。

絶対に出ない気はするけど、

彼女に期待している人は多くいるんじゃないかな。



とは言え、現実的なのはやはりハリス副大統領だろう。


ここから11月の投票日までに、

どれだけ民主党側が体制を立て直し、

トランプに対抗し得る支持を獲得できるか。


何しろトランプは地球温暖化など嘘だ、と主張し、

パリ協定から離脱した実績がある。

そうして化石燃料の石油会社から、

多額の献金を集めているのだ。


なので「もしトラ」が現実になれば、

これだけ地球温暖化現象や、

それに起因すると思われる被害が顕著になっていても、

またパリ協定から離脱すると公約に掲げているし、

実際やるだろう。


自国の経済だけを考えて、

後の事を何も考えないなら、

確かに脱炭素より、

「掘って掘って掘りまくれ!」の方が効果的かもしれない。


その結果、平均気温は上がり続け、

過去にないスピードで海面上昇が起き、

ツバルは海に沈む。

海面温の上昇で気候は乱れ、 

台風や大雨の被害が増え、

気温上昇で森林火災や干ばつが起きる。



数千年単位で地球という惑星を見た時、

人類が登場してからの僅かな時間で、

多くの生き物を絶滅させ、

環境を激変させていた。

最早地球の為には、 

人類など絶滅した方がいいのかもしれない。


今の利益と自分達の事しか考えられない、

トランプの様な政治家が、

超大国のトップになるのなら、

人類が滅ぶのも時間の問題だ。


何しろ超大国のトップが、 

プーチンと習近平なのだ。

ここにトランプが加わったら···



ハリス副大統領には、

何が何でも頑張って貰いたい。

事はアメリカ一国の問題ではない。

地球全体の環境と存続がかかっている。