警視庁が家宅捜索に入った、というニュースを見て、

初めて「つばさの党」の存在を知った。

一体何者?何がしたいの?と思ったのだが···


この政治団体の党首、黒川敦彦氏は、

かつてN党から2度、

国政選挙に出ていたらしい。


通称、N党は、

名前を変える度に報道されるから、

お金をかけずに宣伝できる、とうそぶく、

立花孝志、というふざけた党首が立ち上げ、

確かに一時話題は集めたが、

結局瓦解した政党だ。

つばさの党は、その上位変換らしい(笑)

(黒川党首談)



まあ何を標榜するのも、

どんな主張するのも、自由だけどね、

今回、多数の被害届が出ている、

選挙妨害、という行為は、

民主主義の根幹に関わる大問題だ。



黒川党首は法律の範囲内でやっている、と主張している。

確かに法整備は整っていなかったかもしれない。

だがそれは、

民主主義の国で選挙に出ようという人間や政党が、

他者や他党の妨害はしない、という、

最低限の共通認識に基づいていたからで、

法令に無いから何をしても良い、という事にはならない。


とは言っても、こういう人が出てきた以上、

早急に法整備をお願いしたいし、

選挙の妨害には厳罰で臨んで頂きたい。


非常識な人間、というのは、

いつの時代でもいるが、

この黒川党首が、

阪大工学部出身、というのが、

大阪人として恥ずかしい。

でも、思い起こせば、

オウム真理教事件で、

逮捕前に殺害された村井秀夫も、

阪大理学部の院卒だったっけ。

残念至極。



ともあれ、この件に関しては、

与野党問わず怒りを持って対処しているようなので、

超党派で早急に法案を提出して欲しい。

民主主義を馬鹿にする様な集団には、

違反すれば次の選挙には出られない、位の罰則をつけていいと思う。


やって良い事と悪い事の区別もつかず、

民主主義を愚弄しながら、 

国政選挙に出て来ようとする人達は、

排除しちゃっても民主主義に反しはしないんじゃないかな。