鳥山明氏が亡くなった。

まだ68才、何があったのか、と思ったら、

急性硬膜下血腫を起こされたらしい。


世代的には、Dr.スランプもドラゴンボールも、

ドンピシャではないけれど、

それなりに漫画もアニメも見ていたし、

ドラクエには随分嵌った事もあった。

アラレちゃんやガッチャンは大好きだったよ。

間違いなく日本のアニメ文化、

ゲーム文化を世界に広めた、

最大功労者の1人であり、

世界中に愛された漫画家だったと思う。



それにしても、

一昔前の、

トキワ荘で一世を風靡した漫画家達は、

短命な人が多かった。

手塚治虫を筆頭に、

石ノ森章太郎も藤子・F・不二雄も寺田ヒロオも、

60代で亡くなっている。

赤塚不二夫だって倒れた時は60代だった。

藤子不二雄Aとつのだじろうが、

辛うじて平均寿命を越えられた位。


当時は煙草や酒の摂取量も半端じゃ無かっただろうし、

徹夜続き等の無茶な暮らしもしていたのだろう、と思うが、

和田慎二も、今回の鳥山明も、

60代で亡くなっていて、

時代が変わっても、

漫画家が酷使され、

ストレスが多い職業なのは変わっていないのかもしれない。


手塚治虫が亡くなった時、

亡くなられた事は勿論なのだが、

それと同じ位、

頭の中にあったであろう様々なアイデアが、

一緒に無くなってしまった事が、

言い表せない位のショックだった。


才能豊かな人は、

それだけ神や仏に愛されるのか、

早く亡くなる方が多いような気がする。

私なんぞが生きているより、

余程価値ある生を紡げたはずの人達が、

志半ばで人生を終えてしまうのは、

本当に悲しいし残念でしょうが無い。



心から御冥福をお祈り申し上げます(合掌)