夢じゃないよね、と確かめたくなるのは、
長年雌伏の時を過ごしてきた、
阪神ファンあるあるだな(笑)
昨日また、横田のユニフォームと共に胴上げされる岩崎の姿を見ていて、
一つ思い出した事がある。
85年の優勝時、
その年の8月12日に、
当時阪神の球団社長だった中埜肇氏が、
日本航空123便の墜落事故に巻き込まれて亡くなった。
墜落した機体は、
福岡から羽田に飛び、
折り返して伊丹に向かう途中だった。
そして直前の福岡から羽田への便に、
阪神ナインが搭乗していたのだ。
直後はショックで6連敗した阪神は、
社長の為に優勝を、を合言葉に奮起し、
21年ぶりのリーグ優勝を勝ち取り、
1リーグ時代から数えて38年目の日本一となった。
リーグ優勝のウイニングボールは、
選手達の手で霊前に届けられた。
阪神大震災後のオリックス、
東北大震災後の楽天、と、
大きな災害が地元チームのモチベーションになる、というのはよく分かる。
大災害でなくても、
85年の中埜球団社長、
今年の横田慎太郎、のように、
誰かの為に、というのもアリだと思う。
でもそういう物が無ければ勝てないのでは困る。
来年は自分達の為に、優勝を目指して欲しいと思う。
それともう1つ。
最初の日本一が38年目
2度目が更に38年目。
38年に1回しか日本一になれない、というのは止めてね。
38年後には確実に生きてないんで、
生きてる間にまた見せて下さい(笑)