昨日の夜から降り出した雨は、

今日も1日、本降りで。 

プロ野球も屋外球場は全部雨天中止。

セ・リーグはドームが2球団しかないので、

雨が多いとシーズン終盤の日程が詰まってくる。

でもドーム化できそうな所が無いんだよね。


大学野球で使う神宮と、

高校野球で使う甲子園は、

青空の下でやるべき、という神話を信じている人がまだ多くて、

ドーム化なんて許してくれそうにない。

開閉式ならギリ可能かなぁ、と思うけど、

建設費が高くつくだろうしね。


広島はお金が無いのと、

瀬戸内地方は比較的雨が少ない事もあって、

このまま行きそうだし、

DeNAが稼ぎまくってドーム化してくれるのを期待するしかないか。



そんな今日、WBCの特集をやっていて、

全部生で見ていたのに、

改めて見ちゃったよ。


全てにおいて出来過ぎたストーリーで、

あの時も言われたけど、

こんなの漫画や小説で書こうとしたら、 

嘘くさ過ぎる、ってボツになる、と、

誰もが思う様な展開。


それが現実になる奇跡。


でも今日栗山さんの話を聞いていて、

奇跡ではなく、必然だったんだ、と思えてきた。 


メキシコ戦、9回ノーアウト1、2塁で、

3三振の村上。

レギュラーシーズンで送りバントなんか、 

殆どした事が無い村上に変えて、

最後に1人残った牧原に送りバントをさせる、つもりだったらしい。 


だが極限の緊張にあった牧原に、

送りバントをさせる難しさを思い、 

そのまま村上で行く、と決めたが、

村上自身も送りバントが頭をよぎったという。

そこへ城石コーチから監督の伝言。


ムネに任せた、思い切って行って来い。


そして村上は自らのバットで2走者を返し、

サヨナラを勝ち取った。



栗山さんの決断、は、

結局選手への強い信頼と、

選手への思いに裏打ちされているのだと思う。 

そしてそれが分かるから、

選手達も応えようとするのだろう。


栗山さんが監督でなければ、 

この優勝は無かったと思う。



3年後もやってくれないかなぁ。

っていうか、これだけの監督の後、 

引き継ぐ人も大変だろうけど。