先月、くら寿司で醤油差しを直接口に入れる等の、
迷惑動画を上げていた、
未成年の男女2人と、21才の男が、
遂に特定され逮捕された。
最初の投稿の後に、
ふざけた感じの謝罪動画も入れていたが、
とりあえず謝罪しとけば問題ないだろう、という、
安易な発想からか、
或いはこれでまた再生回数を稼げると思ったのか、
とても反省している様には見えない代物だった。
逮捕されて動機を聞かれたら、
面白いと思ったから、だそうで。
これを面白い、と思う感覚がそもそもおかしいだろう、と、
まともな人は思うだろうが、
まあ、まともじゃないから、
やってしまうのだろう。
威力業務妨害での逮捕なので、
実際に起訴されるかどうかは微妙だが、
今後民事の損害賠償請求も予想される。
ガンガン請求すればいい、と思う。
売上がどれくらい減少したかの、
因果関係を立証するのは難しいかもしれないが、
これらの迷惑行為を受けて、
ターゲットになった各飲食店は、
防止する為に様々な設備投資をしている。
その費用も請求すればいい。
未成年の加害者に対しては、
損害賠償責任は親に及ぶ。
やって良い事とやってはいけない事の、
区別もつかないとしたら、
当然親にも責任はあるだろう。
くら寿司が声明で言ったように、
この逮捕で、ふざけただけ、では済まない事を若者が理解すれば、
模倣犯は減るだろう。
と同時に、反社会的な動画に対しては、
どれだけ再生されようと、
収入にならない、という仕組みを作るべきではないか。
動機の底にあるのは、
面白いと思ったから、だけではなく、
それで再生回数があがれば、
広告収入も増える、という思惑もあっただろうから。
ともあれ逮捕を抑止力にするなら、
1件ではダメだ。
今後も同様の容疑で捜査している事件を、
どんどん立件して貰いたい。
そうする事でしか、迷惑行為を減らせない、のも情けない話ではあるが···
誰でも簡単に動画を社会に公表できて、
広告収入も入る、から、
芸能人にでもなった気になるのかもしれないが、
やっていることは犯罪でしかなく、
自分や家族の生活を破壊するかもしれない愚行だと、
認識する人が増えて欲しいと思う。