90年代に、NIGHT HEADというドラマがあったのをご存知だろうか。

豊川悦司と武田真治が、

ブレークした深夜ドラマだった。


が、実はこれは原案があって、

脚本&演出の飯田譲治氏が、

「世にも奇妙な物語」の話の1つとして書いた物だった。


元々アメリカのトワイライト・ゾーン(邦題はミステリー・ゾーンだった)が好きで、

再放送をよく見ていたので、

日本版トワイライト・ゾーンとも言えるこのシリーズが始まった時は、

ほぼ欠かさず見ていたと思う。


その中に霧原兄弟を主人公にした「常識酒場」という話があった。

初見の時は、何本かのうちの1本という認識だったのだが、

その後続編が放送されて、

あれ、この主人公、前にも出てたよね?と気づいた。

このシリーズで続編が作られるのは極めて珍しいので印象に残った。


「世にも奇妙な物語」の霧原兄弟は、

今井雅之と東根作寿英だったが、

それから暫くしてオンエアされたNIGHT HEADは、

タイトルも違うし俳優も違う。

なのに既視感(笑)


あれ、この話知ってる!?と思ったら、

第一話は「常識酒場」のストーリーをそのまま使っていたらしい。

とはいえWikipediaなど無い時代、

そういう事情を知ったのは随分後になってからだったのだが。



そしてこの夏、

深夜アニメにNIGHT HEAD 2041という番組を見つけ、録画してみた。


やはり主人公は霧原兄弟。

でも黒木兄弟、という別の兄弟も出てくる。

2041、と言うだけあって、

昔の話よりは随分未来が舞台らしい。


パラレルワールド的な内容も出てきて、

ちょっと村上春樹の1Q84を思い出してしまった。


だが如何せん、途中から見始めたので、

話の中身を理解するのが大変で、

最初から見たかったなぁ、

何故気づかなかったんだろう、と思っていたら、

24日からFODやTverで無料配信されるらしい!


これで最初から見られるじゃん!

という訳で、今夜はちょっとテンションが上がっている(笑)