いよいよ始まった東京五輪。
開会式で入場行進が始まったら、
いきなりドラゴンクエストのテーマが流れてひっくり返った(笑)
流石にNHKは、ドラクエの名前は出さず、
日本の有名なゲーム音楽なんですね~と言っていると思ったら、
FFとかモンハンとか、
有名どころのゲーム音楽が目白押し。
その上、国名プラカードが、マンガの吹き出し、って、
どんだけゲームとマンガ推しなんだ!🤣
まあアニメも含めて、その辺りが、
日本が世界に誇る文化なのかもしれないけど。
でも考えてみれば、
前大会の閉会式で、
当時の安倍首相がマリオに扮したんだった。
この流れはロンドンから引き継いでいたのか、と、
妙に納得してしまった。
それにしても聖火ランナーに、
ONと松井秀喜が出てきたのには驚いた。
日本ではONは神の領域なのかもしれないけど、
世界的に見たらどうなんだろう?
そしてもっと驚いたのが、
最終聖火ランナーが大坂なおみだったこと。
彼女にはいつも驚かされる。
色んな問題提起に批判的な人もいるのだろうけど、
今やアスリートは黙々とスポーツだけしてればいい、という時代ではない。
だが、日本だけがいつまでも、
前時代的な発想から抜けられずにいるように思える。
その中であの場面で彼女を起用し、
応じた事には敬意を表したいと思う。
ともあれ、女子テニスは、
土居は1回戦突破したものの、日比野は破れている。
大坂には是非金メダルを狙って欲しいものだ。
それにしても初日から波乱続きで、
瀬戸大也のまさかの予選落ち、
内村航平のまさかの落下。
柔道は男女両方決勝まで残り、
金と銀を獲得したけど、
魔物がいる、とよく言われる五輪。
やはり一筋縄ではいかない。
そういえば、水泳の池江選手の、
五輪出場は運命、という発言が炎上しているとか。
コロナで苦しんだ人の事を考えていない、という事らしいが、
その批判をしている人自身は、
コロナで死ぬ程苦しんだのだろうか?
殆どがそうではないのではないか。
そんな批判ができるのは、
実際に病と闘った人や、
身近な人の闘いを見守った人だけだ。
そしてそういう人達は、
決してそんな馬鹿げた批判はしないと思う。
何故なら、生死の境で病と闘う厳しさを、
彼らは知っているから。
知っているからこそ、
そこを乗り越えて、
今、五輪の舞台に立っている彼女を、
純粋に応援してくれているような気がするし、
自分も頑張ろう、という励みにしているような気もする。
もっと馬鹿馬鹿しいのが、
今そこにいるのは恵まれていたから。
自分がどれだけ恵まれているかの感謝や謙虚さが無い、という批判。
いや、貴方が彼女と同じ状況で、
同じ環境であれば、
同じ事ができますか?と問いたい。
どれだけ恵まれていたって、
どれだけ素晴らしいスタッフがいたって、
最終的には自分が頑張るしかないのがスポーツなのに。
私は自分も、自分の回りにいる誰も、
池江選手のようにはできない、と、
自信を持って言い切れるので、
ただただ尊敬しかないし、
全力で応援したいと思う。
そして頑張る人に批判しかできない人は、
人として大切な物が欠落した、
可哀想な人にしか見えない。
まあ人は人だから別にいいけどね。
彼女が批判の矢面に立つ羽目になるのは、
結局は目立つし、取り上げられる事が多いからだろう。
目立つ人を貶めたい、という人はどこにでもいるし、
そうする事で、自分が偉くなったような錯覚をするのだろうが、
他人を批判するなら、
まず同じことをやってから言え!とは思うけどね。
できないから遠吠えするんだろうけど(笑)