大谷翔平選手の凄さは、

もう日本中、アメリカ中が知っているけど、

とうとうメジャーのオールスターのルールまで変更してしまった。


投打二刀流は100年前のベーブ・ルースにまで遡るが、

オールスターが始まった1933年には既に引退間近で、

投手としてはシーズン通して1試合しか投げていない。

なので、投打両方に出る、という選択肢は無かった。


つまり、長いメジャーの歴史でも、

投打両方でオールスターに出るに値する選手は、

いなかった、という事になる。


1人の選手を出場させる為に、

ルールまで変えてしまう、って、

変えさせてしまう、って、本当に凄い。

しかも、初回を3人で抑えてた後、

味方が2回表に1点取ってくれて、

それが決勝点になったので、

勝ち投手にまでなってしまった。

いやぁ、本当に持ってる人は違う。



思えば25年前に野茂が、

任意引退をしてまでメジャーに行った年、

ストライキが起きて開幕が遅れ、

人気も下降し、大ピンチに陥っていた。

そこに日本からきたトルネード旋風が、

ピンチを吹き払った。


そして今、去年今年と、

コロナ禍でまたまたメジャーはピンチに。


一昨年まで40巡目まで指名していたドラフト会議が、

去年は5巡目までに、

今年は20巡目までに制限された。


アメリカではアメフトが圧倒的に人気があり、

野球以外にバスケやアイスホッケーもあるので、

話題性に欠ければ、

相対的に野球人気は下がる事になる。


そんな時に、漫画の主人公の様な投打二刀流を実践し、

しかも礼儀正しくルックスも良い、

非の打ち所の無いスーパースターが現れたのだ。

狂喜乱舞するのは分かる。



野茂といい大谷といい、

メジャーのピンチに何故か日本人の救世主が登場する巡り合わせになっているらしい。



それにしても、高校卒業してすぐにメジャーに行かなくて良かったなぁ、と思う。

日ハムで栗山監督だったから、

二刀流を貫かせてくれた。

ごく最近まで、どちらか1つに絞った方がいい、という声が圧倒的に多かったのは事実で、

メジャーにすぐ行っていたら、

もっと早い段階で、

どちらか諦めさせられていたのではないか。


既に日本で実績があったからこそ、

二刀流でやりたい、という本人の希望が受け入れられたのだ。

それでも肘を痛めてトミー・ジョン手術を受けた時点で、

打者に専念したら?という声は出たのではないか、と思う。


そういう声を、実績でねじ伏せてきた大谷。

でも最初にそれを応援してくれ、

メジャーでの二刀流を実現する為に、

必要なステップアップを考えてくれた、

栗山監督を始めとする日ハムのスタッフの功績は大きい。



ここまで来たら、

リアル二刀流として、

ホームラン王と最多勝、

ついでにチームの優勝とMVPを目指して貰いたい。


大谷が成功することで、

今後二刀流を目指す子供も増えると思う。

勿論、彼だからできたこと、ではあるけれど、

夢は大きい方がいい。

先駆者がいる事は励みになるはずた。


彼の一層の活躍が、本当に楽しみだ。