8歳と3歳の子供を連れて渡米した時、
日米で必要な予防接種の種類や回数が違うので、
母子手帳の接種ページをコピーして翻訳機関に送り、
英語に訳した物を持参した。

それを持って医療機関に行ったのだが、
驚いたのは、1度に3種類のワクチンを接種した事と、
その射ち方だった。


日本では1種類射つと1ヶ月は空けて下さい、と言われるので、
えっ、そんなにいっぺんにしちゃって大丈夫なの!?と焦った。

でもまあ考えたら三種混合ワクチンなんか、
元々複数を混ぜてある訳で、
問題のない組み合わせはあるのだろう。


そしてもう1つ驚いた、射ち方。

日本では針をゆっくり斜めに入れるのだか、
アメリカは注射器本体を握って、
ナイフを振り下ろすようにグサッ、と刺すように入れる。
そういえば映画等で見たことはあったが、
本当にこんな射ち方するの!?😱
何で!?とかなりビビったものだった。


ところが今日TVを見ていて、
長年の疑問が解けた。


日本は殆どの注射は皮下注射なんだそうだ。
なので、皮下に斜めに入れるらしい。
ところがアメリカはその下の筋肉に射つのが普通なんだとか。
だから皮下注射より深く針を入れる必要があり、
直角に突き刺すようなやり方になるらしい。


で、今焦点のコロナワクチン接種。


これは筋肉注射でするんだとか。
ということは、グサッと深く刺される事になりそうだ。

一般的には皮下注射のより筋肉注射の方が痛くないらしい。
ただこのコロナワクチンは炎症が起き易いので、
少し痛いかも、という話だった。


日米の文化の違いかと思っていたのだが、
まさかの手法の違いだったとは。
目から鱗、だった。
アメリカ人は繊細さに欠けるからなぁ、とか思っていて、
申し訳ない事をした(笑)


緊急事態宣言が出て、
少しは感染者が減ったものの、
激減には程遠い。

こんなに外出自粛ができないのだったら、
やはりワクチンに望みを託すしかないのだろう。
でも副反応が不安、という理由で、
当初は接種拒否する人もかなり出ると思う。

世界中にワクチンが行き渡るには、
3、4年かかる、という話もある。
Withコロナ、の生活はまだ当分続きそうだ。