年末年始、検査数が減っていると思われるにも関わらず、
陽性者数が一向に減らず、
首都圏の4人の知事が申し入れ、
遂に菅首相も重い腰を上げて、
1都3県に緊急事態宣言を出す事にしたらしい。
いみじくも立憲民主党の枝野代表が言ったように、
遅きに失したが、出さないよりは何倍もマシ、という事になるのだろう。
全くもって遅過ぎたけどね。
政府の緩い態度が、
まあ大丈夫なんじゃない?という、
根拠の無い楽観論者の背中を押し続けてきた感は否めない。
いい加減軌道修正しろよ!と思い続けてきたが、
やっと!の危機感が、
一般に共有されるかどうかが、
今後の分かれ道になるだろう。
1月から3月は入試もあるし、
今年に当たった子供達は本当に気の毒だと思う。
実は私の姪2人の長男と長女がそれぞれ入試で、
何で寄りにも寄って今年!?と嘆いていた。
まあ例年でもインフルエンザの流行る時期なので、
感染症に気をつけながら受験に臨む、という点では同じだと思う。
全ての受験生は、
何とか体調を維持して頑張って欲しいと思う。
年末年始、人の動きが減っていれば、
感染者数は減るはず、と思い、
そこまで引っ張って様子を見てから、
宣言を出すかどうか決めたかったのかもしれないが、
事態はそんな暢気な事を言っていられる状況ではない。
一方で、早目に危機感を表明した、
大阪と北海道は、横這いが続いているので、
今回は緊急事態宣言の要請はしないらしい。
だが、あくまで横這いであって、
減っているわけでは無い、という事は、
常に頭に置いておくべきだろう。
危機的状況を脱した訳では全く無い。
何とか今より悪くならない為に、
緊急事態宣言が出ようが出まいが、
行動の自粛は必要だ。
ワクチン接種が始まって効果が出るまで、
我慢すべきは我慢しようではないか。