今日は年に一度の大千度講。

講、って歴史の教科書に出てくる、
神社の氏子の集まりで、
毎年建国記念日の今日、
朝から神社で神事があり、
その後皆で食事会をする。

昔は当番の家(当家)で集まって宴会をしていたらしいが、
いつ頃からかうちの千度講は1泊の旅行に変わり、
2月は寒いし、と、5月頃に行くようになった。

でも旅行となると、毎年2軒の当家の負担が半端無いし、
段々と行くところも無くなってきて、
12年前だかに、当日昼食会に変更することに。


そして今年の当家の1軒は我家。
旅行の頃に比べれば楽な物だが、
それでも事前に試食に行きレストランの手配、
神社に神饌料と御神酒を届け、
当日、神事の前にお茶とお茶菓子の準備。
神社からレストランへのタクシーの手配と
参加者への案内状等は、もう1軒の当家の方が準備して下さったので助かったが、
それなりにすることはある。

その上今年は大阪城天守閣横の、
ミライザという商業施設の中のレストランにした為、
タクシーを降りてから少し歩かないといけない。
雨だと移動が大変、と天気も随分心配したのだが、
蓋を開ければ雲1つ無い晴天で、
ここ数日の寒さが嘘のような暖かい、
良い日よりだった。
屋上に上がって、
大阪城と青空をバックに集合写真も撮れ、
無事お開きとなった。


ところで、我家には高齢の義母がいるので、
義母をどうするか、が毎年大問題。
去年までは息子にこの日は1日にいてね、と早目から頼んでいた。
学生時代は勿論、社会人になってからも、
ここ2年は丁度週末だったので帰ってきて貰ったのだが、
今年は週の途中、しかも火曜日はヘルパーさんの来ない日ショボーン

何とかヘルパーさんに入って頂けないか、
かなり前からお願いしていたのだが、
人の手配がつかず、13時~しか無理、という返事。
1番お願いしたいのは義母の食事なので、ちょっと遅すぎる。
インスリンをしている関係もあって、
決まったリズムで食事を摂るように気をつけていたので、
結局ヘルパーさんは諦めて、
出かける前にオニギリと出し巻き卵とホウレン草の胡麻和え、という簡単な昼食を用意して行った。

普段、義母一人で半日留守番、というのは殆どないので、
とりあえず終わったら飛んで帰ってきて、
無事を確認して、ようやくやれやれ、という感じ。

来年は木曜だからまだいいけど、
再来年は金曜でヘルパーさんも来ないし、
午後理学療法士がリハビリに来るので、
私は欠席かな。
まあ当家でなければ構わないだろう。
それ以前に、2年後に今と同じ状況かどうかも分からないけど。


当家が回って来ると面倒臭い事もあるけれど、
この千度講、天正6年から続いているんだそうで、
今年で442年目だとか。
元々千年続けよう、という趣旨で千度講と名付けられたという話だが、
まだ半分も来ていない(笑)

地元を離れる方も増えてきて、
参加されるお宅が段々と減っているのだが、
そういう話を聞くと、ここにいる以上はまだまだ頑張らないと、と思う。

とりあえず向こう数年は行くだけでいいので(笑)
食事と会話を楽しもうっとニコニコ