タイトルにほぼ尽きる話だが。
7ヶ所を刺されて、1ヶ所は肺を貫通、
心臓にまで達する深い傷を負い、
意識不明の重体が続いていた古瀬巡査が、
ようやく意識を取り戻したらしい。
本当に良かった。
と言ってもまだ、呼び掛けに手を握り返すようになったところなので、
完全に回復するまでには時間がかかるだろうし、
ダメージを受けた肺の一部を切除したそうなので、
肺活量も落ちるだろうし
元の勤務に戻れるには長いリハビリが必要かもしれない。
それでも、彼の回復を願って地元住民が千羽鶴を折っていたそうで、
それを集めて糸を通す作業をしていた今日、
意識回復の報が聞けたのは、
皆の願いが届いたのかもしれないと思う。
これから越さなければならないハードルがあるとしても、
まだ26歳の若い回復力で、
きっと元気になってくれる、と信じたい。
そして彼の為にも、
犯人が早期に逮捕され、
奪われた拳銃が人に向けられなかった事も、
本当に良かったと思う。
余談だが、古瀬巡査は佐賀工高出身のラガーで、
あの五郎丸選手の後輩にあたる、という話は、
頑張れ、というツィートが話題になる前から、
ダンナに聞いて知っていた。
佐賀工高はラグビーの名門なんだそうで、
その後東海大に進んだ事をみても、
きっと筋トレ等のトレーニングを相当されていたんだと思う。
鍛えた胸筋が、数センチ、もしかしたら数ミリの単位で、
刃を阻み、一命を取り留めたのかもしれない、というのは考えすぎだろうか。
いずれにせよ、日本中のラガー達が彼の1日も早い回復を願っていると思う。
W杯の開幕まで90日を切った。
それまでには元気になって、
笑顔で観戦できるようになっていて欲しい。