旬くんの初監督作品。

先週水曜レディース・ディ。

今年の夏は、この作品と踊る大捜査線がノルマ(笑)なのだが、
考えたら今週は両親の通院日、
来週はダンナが一時帰国するので予定がギッシリで、
とても映画どころではない事に気づき、
とりあえず一本観に行こうと思いたって、
それならどう考えても踊る~の方が長く上映してるだろうし、という訳で、シュアリー~を観に出かけたのでした。


で、この作品、一言で言えば、やはり青春映画、って事になるんでしょうね。
荒唐無稽、と言えなくもないけど、それなりに楽しめました。

「亡国のイージス」や舞台「カリギュラ」での、シリアス演技しか見たことが無かった勝地涼クンの弾け方は新鮮だったし、
小西真奈美サンのキュートな事!!ドキドキ

ちょこっと出てくる脇役が豪華だし、
蜷川さんの舞台でお馴染みの吉田鋼太郎さんが、アヤシイ組長を、実に達者に演じていて、さすがだ、と感心。

随所に笑わせ所もあって
まあまあ合格点かな。

ただ最近、こういう、若者群像劇、的映画が余りにも多くて、
その大半が、人気俳優の名前でファンを集めよう、という意図が見え見えで、
殆ど内容らしい内容が無いのが気になる。

この映画は、若者の世界を若者が描こうとした、という点で意義がある、と思うが、
まあそう思う事自体、旬くんファンの身びいきかな(笑)


旬くん自身は、撮らせて貰えるならすぐにでもまた撮りたい、と言っているので、
次に何をどう撮れるか、が、
監督・小栗旬の試金石になるだろうか。

とりあえず次回作を期待している。