食物アレルギーは治る

溜まっていた新聞読んでいて、食物アレルギーを食べて治す、という記事を見つけた。

アレルギーを起こす原因食物を少量摂取するところから始めて、徐々に量を増やしていく、という治療法で、治った人もいるという。


実は私は子供の頃卵白のアレルギーで、卵そのものは勿論、混ざっていても、蕁麻疹や嘔吐の原因になった。

子供の頃は医師の指示で完全除去食をしていて、それがイジメの原因(給食で食べられない献立がある事を、好き嫌いと結びつけて虐められた)になったこともあった。


それがある程度大きくなった頃、将来結婚して子供ができた時に、卵料理の味見もできない、という事に気づき、何とか食べられるようにならないか、と思うようになった。


で、ひょっとしたら治ってるかもしれなし、と最初に試した高校時代は失敗。
大学に入って再挑戦した時は、体質が幾らか変わっていたのか、分量が適当だったからか、酷い症状が出なかったので、
少しずつ量を増やしていって、完全に食べられるようになった。


これって、この新聞(朝日新聞３月19日付家庭欄)に書いてあるまんま。
最近になって試されている治療法を、30年も前に実践して成功した私って凄くない


もっとも、アレルギー症状には個人差があるし、アナフィラキシー・ショックを起こすと、命に関わる事もあるので、
決して私のように、素人判断で実行しないように。
でもキチンと医師と相談しながらやれば、アレルギーを克服できる可能性がはっきりしてきたのは喜ばしい事。

なんせ私が子供の頃は悲惨でしたもの。
外食は寿司と麺類以外はＮＧ。
揚げ物も丼ものもダメ。
お子様ランチなんて食べられる品が僅か。
当然ケーキやプリンも駄目。
結構可哀想な子供だった。
まあそのお陰か、痩せてちっちゃかったけど(笑)


卵アレルギーを克服できた結果、何でも食べられ、立派な体型になっちゃったけど、
子供達は、格段にバラエティーに富んだ手作りのお菓子や献立の恩恵に浴する事となり、
一念発起した私の所期の目的は達せられた訳。


今食物アレルギーで困っている人も悩んでいる人も、絶対に諦めないで。