2023/10/23 | 黒沢あすかオフィシャルブログ「Asukamera」Powered by Ameba

黒沢あすかオフィシャルブログ「Asukamera」Powered by Ameba

黒沢あすかオフィシャルブログ「Asukamera」Powered by Ameba






イベントを楽しんだ一日の締めは、

〈町田市民文学館ことばらんど〉で開かれていた『遠藤周作展』へ。



1960年代の作品解説から、遠藤周作さんの様々な葛藤の中から見出す人生観や生き方までもが凝縮された展覧会でした。



篠田正浩監督作「沈黙」と

マーティン・スコセッシ監督作「沈黙〜サイレンス」のポスターが並べて展示されていたのには胸が高鳴りました。



さらに踏絵のレプリカ(※旧遠藤蔵と記されていた記憶が)が目に飛び込んで来たときには心臓がドキッ!としました。


撮影現場で踏んだ"踏絵"そのままでしたから。



ショーケースに入ったレプリカを見下ろしながら「これを模したものを私は踏んだのか。。。」と。何とも言えない気持ちになりました。



そして「沈黙」の劇画も展示。

色使いと迫力ある線が訴えてくるものは映画よりも恐ろしく辛く、目を伏せたくなるものでした。



遠藤文学をしっかり知ること、もっと作品を読み込まなくてはという思いに至ったのでした。


ルオーと絵本作家シゲリカツヒコさんの葉書