「襲われた駅馬車」(1940年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

エドワード・F・クライン監督によるアメリカの西部劇映画。出演はメエ・ウェスト、W・C・フィールズ。

 

 

<あらすじ>

 

歌手のミス・フラワー・ベル・リーが駅馬車で移動中、強盗に襲われた。強盗はベルを気に入り、彼女は誘拐されてしまう。だが彼女は何事もなかったように町に戻ってきた。夜になって強盗は彼女を強姦しようとやってきて捕まるが、ベルは裁判に協力せず、町を追い出された。

 

列車で別の町へ移動する途中、先住民に襲われた彼女は銃で虐殺していく。その際に一緒に戦った男トゥイリーと結婚するが、彼女は体面のためにそうしただけで、ホテルは別のところに取った。

 

美しい彼女は行く先々で注目を集め、男に好かれる。トゥイリーは納得できない。さらに強盗もやってきて奪い合いになる。トゥイリーは無実の罪で縛り首にされそうになるが、ベルが助け、彼は英国に帰ることになる。

 

<雑感>

 

西部劇コメディのような内容だった。洒脱な内容だから、高校生のころなら面白いと感じたかもしれないが、先住民を平気で殺し、偉ぶっている白人男女の姿に耐えられなくなっている。人間の感性は変わるものだ。

 

☆3.0。コメディとしては完成度が高い。