「バイオレーター」(2018年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

山本淳一監督による日本のホラー映画。出演は立花あんな、胡桃そら、北川瞬。

 

 

<あらすじ>

 

貴島百合乃は消息が分からなくなった妹の奈緒美を探していた。彼女が自殺サイトにアクセスしていたことを突き止めた百合乃は、サイトで紹介されていた犬首村に向かう。村の奥地にある一軒家に、奈緒美はいた。そこは自殺志願者が集団生活している場所だった。

 

奈緒美は死ぬつもりでいた。だが、この村の住人は人殺しばかりだった。また、あったはずの駅も帰ろうとすると消えてしまう。自殺志願者たちは、村長や住民に次々に殺されていった。

 

そのころ奈緒美は集団生活場所である民家を出て、森の中で首を吊ろうとしていた。みんなで死のうと説得されて思いとどまるが、同じ森の中では住民が殺した人間の肉をむさぼりつくしていた。百合乃はそれを見てしまう。村の住民は人間ではなく、恨みを持つ亡霊だった。

 

百合乃は亡霊たちから現実を受け入れろと言われ、過去の記憶を思い出した。成績優秀だった彼女は、妹の劣等感を刺激してしまい、奈緒美に殺されていたのだ。彼女がこの村にやってきた目的は、奈緒美を助けることなどではなく、恨みを晴らすためであった。

 

百合乃は奈緒美を殺し、村人のひとりとなった。

 

<雑感>

 

☆2.0。ホラーなら夜間撮影すればいいのに。そんなことすらできないとは情けない。