「となりの妖怪さん」(2024年春作品)第11話 感想 | 深層昭和帯

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原作:noho、監督:山内愛弥、制作:ライデンフィルム。

 

 

第11話

 

時空間研究所員が町に来ていると聞き、噂の境界線崩壊の調査かと興味津々なたくみ。そんな時、ぶちおが山本から東京に呼ばれる。ぶちおだけ運がいいと思っているたくみは、羨ましさからぶちおとぶつかってしまう。

 

<雑感>

 

妖怪や物の怪は、その国の文化・習俗・歴史・自然などと密接に結びついて、ある形が共通概念として持たれているはずだけど、そこに科学を持ち込むと、普遍性を求められてしまうことになる。科学と妖怪などの相性が悪いのは、普遍的な妖怪が存在しないから。

 

この作品の世界観は、自然と科学とか、世界と地域とか、田園と都市とか、そういう対立関係がなぜあるのか一切考えずに世界観を作っているところ。

 

ハッキリ言って酷いね。