ジョン・タートルトーブ監督によるアメリカのラブコメ映画。出演はサンドラ・ブロック、ビル・プルマン、ピーター・ボイル。
＜あらすじ＞
駅の改札係として働くルーシーは、出会いの場がなく孤独な生活を続けていた。そんな彼女の楽しみは、同じ時間に改札を通るイケメン男性との恋を妄想することだった。
クリスマスの日、ホームでチンピラに絡まれ線路に落とされたその男性をルーシーが助けた。病院に付き添った彼女は、親族ではないとの理由で面会を断られた。いつも彼と結婚することを妄想している彼女は、ついいずれ結婚するのにと独り言を言ってしまう。
これを聞いた看護士が彼女を婚約者だと勘違いする。男性は意識不明のままだったので、ルーシーは親族からも婚約者だと勘違いされてしまった。丁重にもてなしされた彼女は、男性の名がピーター・キャラハンだと知る。
罪悪感を感じながらも、家族の愛に飢えていたルーシーは、キャラハン家の人々とクリスマスを過ごす。ピーターの弟ジャックは、彼女が婚約者だとは信じない。ルーシーは偶然耳にしたピーターの秘密を家族に伝えて信頼を得たが、ジャックは疑ったままだった。
彼女は婚約者として迎え入れられ、家族にウソをつき続けなければならなかった。そんな折、ピーターが昏睡状態から目覚める。だが、ルーシーのことだけ思い出せない。医者は一種の記憶喪失だと診断した。ルーシーはどうしたらいいかわからず、何も言い出せなかった。
そしてふたりは病院付属の教会で結婚することに。意を決したルーシーは、その場で真実を打ち明ける。動揺する参加者たち。さらにピーターが生前に付き合っていた女性が、夫を連れて結婚式会場にやってくる。結婚式は滅茶苦茶になって終わった。
ルーシーは、退屈な日常に戻った。ルーシーは一かと付き合ううちにジャックを好きになっていた。駅でボンヤリ仕事をしていると、不意に結婚指輪が目の前に出された。そこにいたのは、ジャックとキャラハン家の人々だった。
＜雑感＞
サンドラ・ブロック主演のラブコメ映画。懐かしい作品だ。当時彼女は多くのラブコメに出演していて、たしか4人くらいラブコメで有名な女優がいた。キャメロン・ディアス、メグ・ライアン、サンドラ・ブロック、ジュリア・ロバーツ。少しずつ時代がずれているのかな。
ラブコメは守備範囲じゃなかったが、地上波とかWOWOWで放送がかかるたびに、その当時付き合っていた彼女と見るのが恒例だった。家でお好み焼きとかをつまみながらぼんやり眺めているだけだから何とも色気がない。
☆3.7。その中でもかなり面白い方の作品だと思う。家族愛が暖かいのがいい。
