「京極夏彦 巷説百物語」(2003年作品)第3話 感想 | 深層昭和帯

深層昭和帯

映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

原作:京極夏彦、監督:殿勝秀樹、制作:トムス・エンタテイメント。

 

 

#3 白蔵主(はくぞうす)

 

小狐を猟師に殺された化け狐が、寺の和尚に化け、その猟師に殺生をしないように諭したという白蔵主伝説。百介が山の中で出会った弥作は、まさにその伝説に出て来るような猟師だった。

 

<雑感>

 

人殺しを止められない卑劣な男と、我が子の復讐を狙う狐の話。主人公の作家先生の存在でカタルシスが削がれているのは残念。もっと因果応報で悪い奴が苦しんで死んでくれないと。