「天使にラブ・ソングを」(1992年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

エミール・アルドリーノ監督によるアメリカのコメディ映画。出演はウーピー・ゴールドバーグ、マギー・スミス、キャシー・ナジミー。

 

 

<あらすじ>

 

売れない歌手のデロリスは、妻子ある愛人ヴィンスと別れようと彼の家にやってきた。そしてヴィンスが人を殺している現場に遭遇してしまう。ヴィンスに追いかけられたデロリスは警察に相談。すると警察は修道院に匿ってもらうよう手配してくれた。

 

デロリスはそこで聖歌隊の歌唱指導を行った。するとみるみるうちに聖歌隊のレベルは上がっていった。ついにローマ法王すらその存在を知ることになった。だがこれは、身分を隠しているデロリスには逆効果だった。彼女の居場所がヴィンスに知られてしまった。

 

ヴィンスは周囲一帯を牛耳るマフィアで、警察内部にも情報提供者を持っていた。デロリスは誘拐されて、殺害指令を下されていた。しかし、シスターの格好をしている人物を殺すことに抵抗があったヴィンスの部下たちの逡巡により、デロリスは逃げ出すことに成功する。

 

ヴィンスの部下は警察に逮捕され、聖歌隊は無事に晴れの舞台を迎えられた。

 

<雑感>

 

この作品は、やたらと地上波で放送されていた記憶がある。劇場鑑賞はしていないが、テレビの吹き替え版で見たはずだ。ウーピー・ゴールドバーグはこの映画で知ったはずだ。このあと彼女はやたらと売れていく。

 

このころのハリウッドは、明るくて、華やかで、技術的に進んでいて、心優しい作品が多かった。どのジャンルの作品も素晴らしいクオリティだった。

 

☆4.0。いまは見る影もない。