「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」(2021年作品)感想 | 深層昭和帯

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江口カン監督による日本のアクション映画。出演は岡田准一、木村文乃、平手友梨奈。

 

 

<あらすじ>

 

どんな相手も6秒以内に仕留める――伝説の殺し屋“ファブル”。 ある日、ボスから「一年間、誰も殺すな。一般人として“普通”に生きろ」と命じられ、佐藤アキラという偽名で、相棒・ヨウコと共に一般人のフリをして暮らし始める。猫舌で変わり者のアキラは、今日もバイト先の社長と同僚のミサキと関わりながら<プロの普通>を極めるため奮闘中。

 

一方この街では、表向きは子供を守るNPO代表だが、裏では緻密な計画で若者を殺す最狂の男・宇津帆が暗躍。凄腕の殺し屋・鈴木と共に、かつて弟を殺した因縁の敵・ファブルへの復讐に燃えていた。

 

同じ頃アキラは、4年前のある事件で自分が救えなかった車椅子の少女・ヒナコと偶然再会した。彼女は公園の鉄棒を使って立ち上がる訓練をしていた。ヒナコがファブルのことをストーカー呼ばわりするので、彼女の兄が注意したのだが、この兄が宇津帆の手下だった。

 

ヒナコが徐々にファブルに懐くのを見た宇津帆は、彼女に対し両親を殺したのはファブルだと教えた。ファブルを殺す決意を固めたヒナコに対し、宇津帆は自分が主導する形での復讐プランを練る。ファブルは罠だと知りながら、宇津帆の事務所に赴く。

 

団地を舞台に熾烈な攻防を繰り広げた宇津帆とファブル。だがヒナコが撃ったのは、ファブルではなく宇津帆だった。彼女は、両親が殺害された状況を知らないはずの宇津帆が、首を斬られて死んだと告げたときに、彼が犯人だと気づいていたのだ。だが宇津帆は防弾チョッキを着ており無傷だった。

 

ファブルとヒナコは連携して宇津帆を追い詰めて殺した。

 

<雑感>

 

前作の妙なコメディシーンが減り、アクション映画として完成度が高まった。前作は何だったのかと。あれは正直言って酷かったよ。こちらはちゃんとしている。

 

岡田准一のコメディシーンはいらないと思うのだが、おそらく原作がちょっとコミカルなのだろう。アニメ版は1話だけ見てすぐに切った。アニメもコメディシーンを見るのが面倒でやめたんだな。

 

☆3.8。敵の描写が多め。