「魔王ダンテ」(2002年作品)第3話 感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

原作:永井豪、監督:前島健一、シリーズ構成:上原正三、制作:マジックバス。

 

 

第三話 復活

 

世界の存亡を賭け、ダンテ復活を阻止しようとする神の結社「Z」。しかし、サタニストによるダンテ復活の計画は着々と進行していた…!!

 

<雑感>

 

兄が悪魔で、妹が神。この設定にはうっすらと覚えがある。やっぱり読んだことあるのかなぁ。

 

「デビルマン」は、不動明が悪魔アモンで、友人の飛鳥了がルシファーだった。了の正体は堕天使ルシファーで、女性だったとの設定なので、「魔王ダンテ」はまさに「デビルマン」の雛型だったんだな。女性性を持つルシファーが、男性性の化身・地獄の勇者アモンを求めて堕天使ながら、明は最後までアモンにはならず、人間=デビルマンの不動明としてルシファーと戦い続けてしまう。

 

あの悲劇性がたまらんかったね。

 

この作品に関しては、やはり変身しないのが物足らない。